こんにちは。
今日は、文乃ゆき先生の人気シリーズ『ひだまりが聴こえる』をご紹介します。
この作品、表紙からとても優しそうで、(いい作品なのはわかっておりましたが)自分は手にすることがないだろうな……と思っていました。
ですが、やっぱりヒット作は自分の目で確認しておきたい。結局読んでしまった w
作品データ
ひだまりが聴こえる
文乃ゆき Yuki Fumino
刊行年月:2014年11月10日
出版社:プランタン出版(Canna Comics)
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どんな作品?
文乃ゆき先生のほんのりBL作品。
BL雑誌『Canna』vol. 33(2013年12月)から連載スタートした、大学生の二人がゆっくり恋をしていくお話で、文乃先生の代表作になりました。
1巻には、『Canna』vol. 33(2013年12月)からvol. 37 (2014年8月)まで連載された5話がまとめられております。
元気溌剌、とにかく明るい太一と、難聴のせいで周りに誤解されがちだった航平が出会い、ゆっくりとお互いの人生に関わっていきます。
今回ご紹介する1巻には5話収録されていますが、この時は、10年以上も続く文乃先生の代表作になるとは、先生ご自身も思っていなかったかもしれませんね。☺️
航平は難聴という設定で、読み手が普段の生活の中でなかなか気づかない目線なども表現されており、学ぶところもあります。
対する太一はとにかく明るい。流されがちな性格も、多くの人に共感をもたらす理由の一つかもしれません。
大学1年生という年齢設定で、まだ社会の中での生き辛さを知らない。少しずつ社会とつながり、恋をして、成長していく過程がみられるシリーズなのだと思います。
文乃ゆき先生『ひだまりが聴こえる』シリーズ:読む順番
現在までに9巻までリリースされています。
読む順番は、以下の通りです。
- ひだまりが聴こえる
- ひだまりが聴こえる – 幸福論 –
- ひだまりが聴こえる – リミット – (全3巻)
- ひだまりが聴こえる – 春夏秋冬 – (既刊4巻-)
今回は、1巻にあたる『ひだまりが聴こえる』をご紹介します。
カップリング
航平(高熱が原因でか、突発性難聴になって以来、ただ息をするだけの生活を送っていた)
太一(お金のない祖父と住んでおり、バイトはするもいつも金欠)
あらすじ
中学の時に突発性難聴になった航平。それ以来、周りと馴染むことなく大学生になったある日、太一というにぎやかな男が空から降って下りてきた。
常にお腹を空かしている育ち盛り(をとっくに過ぎた)の太一は、紘平の手作りお弁当目当てにノートテイカーのアルバイトをすることに。
明るく、思ったことを口に出して前へ進んでいく太一と知り合ったことで、内気で、ただ息をして過ごしていたような毎日だった航平は少しずつ惹かれていきますーー。
文乃ゆき先生『ひだまりが聴こえる』:ネタバレ!?感想・レビュー

作品の魅力1:BL史上名作の一つ
2023年からBLにハマり、できる限り歴史を追えるような作品に目を通してきたつもりです。
BLを読む上でチェックすべき作家さん、作品、そしてインタビューなどにも可能な限り目を通しました。
私が確認しただけでも目を通した方がいい名作がいくつかありますが、この『ひだまりが聴こえる』はそんな作品の一つです。
カテゴリーとしてはBLになりますが、漫画の作り方は少女漫画のそれ。
まるで初めて知った初恋のような描き方で、1巻には透明感があります。
タイトルの如く、鮮やかな太陽の光と影のコントラストが感じられる雰囲気が漂い、素敵な世界観が広がっています。どなたでも読める作品です。
また、切ない過去のトラウマや敵わぬ恋など、漫画では頻繁に扱われてきたテーマに少しひねりを加え、難聴という難しさを持ったキャラ設定にすることで、そこから生まれる日々の難しさ(葛藤)なども生まれ、多くのBLとは少し違う作品の奥行きが出たのではないかなと思います。
読者ターゲットも、老若男女読みやすい作品になっているのもうれしいです。
作品の魅力2:航平の目線

いろんなキャラ設定が増えてきた近年の漫画ではそれほど珍しいものではないかもしれませんが、やはり難聴というキャラ設定は、読み手にも学びのチャンスです。
航平というキャラが、難聴になったことで感じた不安や生き辛さから、読者の私たちはどうやったら難聴の方などと接したらいいかを考えさせてくれます。
物事を判断する際に、自分の視点でだけ判断していないかと、少し考える癖をつけるきっかけをくれました。
航平はある日突然聴力に障害がでました。生まれつきの方と、何らかの原因でそうなってしまった場合、それによってもその方の人生に与える影響も変わってくる。
個人的には、航平の目線が面白かったです。
例えば太一と二人で映画館に行くシーン。太一は普通に邦画を見るのだけど、航平は画面右側に表示されている字幕を追います。同じ映画を見ても視線の先が違うところなど、普段の自分の生活からは気づかなかったちょっとしたことが、この作品には散りばめられていて、学びになります。
作品の魅力3:ライトBL

この作品は、一応BがLするお話なのでBLではあるんですが、いわゆる絡みシーンは全くありません。
まるで洗いざらしのコットンのように、ピュアで、フレッシュです。人間の闇の部分なんてほぼありません。w(ごめんなさい。私はそんな闇が描かれたBLが好きなんです……😆)
大学生のお話だけど、高校生の間違いじゃないかな?と思うほど、登場人物も悪い人がいません。ある意味ファンタジーです。
それもこれも、太一があまりに子供っぽいというかなんというか……。w
とにかく、安心して読むことができますので、キスシーンさえも受け入れられないという方以外は、どんどん読んでほしい作品です。
文乃ゆき先生『ひだまりが聴こえる』を今すぐ読む方法
文乃ゆき先生『ひだまりが聴こえる』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
Renta!レンタ」です。
どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。
Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。この作品は時々レンタル可能になります。
紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
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まとめ
今日は、文乃ゆき先生の『ひだまりが聴こえる』をご紹介しました。人気シリーズで、この緑の表紙が1巻になります。
やさしくピュアなボーイズたちの恋物語をお探しの方、そしてBL史を追う上でも一読しておくべき作品だと思います。未読の方はぜひ読まれることをオススメします。
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