2024-10

木原音瀬

木原音瀬先生『惑星』:ムラという宇宙人の世界

木原音瀬先生の2024年新作、『惑星』を読んでみました。ムラという一人の男性の視点から、物語が語られています。難しい環境で育った彼からみた世界を感覚的に表現された作品です。個人的には、今まで読んだ木原先生の作品の中でも特に表現豊かな作品でした。
サ行

佐藤アキヒト先生『ルームメイト』1巻:寄宿学校におけるノアとカイの感情の記録

佐藤アキヒト先生『ルームメイト』1巻の感想レビューです。有名な寄宿学校に通うノアと、そのルームメイト・カイの物語。歴史の長い寄宿学校には、様々な歴史やいざこざ、人間関係が隠れていそうです。そんな中でノアとカイが出会い、二人の関係が近づいていきます。
akabeko

akabeko先生『蜜果』4巻:レオママ登場!家族との関係性

akabeko先生『蜜果』4巻では、希雄のママ登場!家族との関係性が少しずつ描かれていきます。貴宏はレオママにどう対応するのか。そして、貴宏と母との関係性とは?!少しずつ安定してきたレオと貴宏の関係性を軸に、貴宏のキャラ変とレオの天然が微笑ましい。
タ行

tacocasi先生『弦巻先生の作家生活』:フィレットの煤竹に一目惚れ

tacocasi先生『弦巻先生の作家生活』は、主人公たちよりもフィレットの煤竹が可愛すぎて、癒されてしまうライトBLです。ちょっぴり和の雰囲気と、ファンタジックな世界観を堪能できる1巻完結の癒しストーリー。BL初心者にもおすすめの作品です。
マ行

水城せとな先生『窮鼠はチーズの夢を見る』からみる2000年初期の恋愛模様

水城せとな先生『窮鼠はチーズの夢を見る』から読み取る2000年代初期の恋愛模様。恋愛に対して常に三思九思させられる水城先生のこの作品は、男性同士の恋愛。レディース雑誌に掲載されたにもかかわらず、BL界隈でも話題となった人気作品です。
木下けい子

木下けい子先生『京極家の蜜月』:尊が欲する愛情とは

木下けい子先生『京極家の蜜月』の感想レビュー。いよいよ両家のママが登場。なかなか語られてこなかった尊の家庭、愛情の行方にフォーカスがシフトしていきます。尊と誠志郎ママの新しい関係にも注目です!誠志郎、もっと自信を持て!w
木下けい子

木下けい子先生『京極家の初夜』:交差する様々な愛情

木下けい子先生『京極家の初夜』の感想レビュー。誠志郎と尊の愛情、誠志郎や尊と礼央の愛情、それぞれの両親と愛情。さまざまな愛情が、形を変えて交差してきます。爽やかでコミカルな癒しのお話の中にも、愛し、愛されたい人間の性がストレートに表現された良作。
日高ショーコ

日高ショーコ先生『花は咲くか』3巻:いよいよ二人の距離が近づいた!?

日高ショーコ先生『花は咲くか』3巻では、いよいよ蓉一の気持ちがゆっくり動き出しました。初めての感情に戸惑いながらも、桜井との距離を縮めていきます。桜井のライバル・藤本も負けじと蓉一へ思いを伝えて、それぞれの関係が少しずつ変化していく巻です。
ア行

青井秋先生『爪先に光路図』:仄かな恋心が漂う大人の寓話

独特な世界観が広がる青井秋先生の作品です。『爪先に光路図』は仄かな恋心が漂う大人の寓話。一応BLですが、フィリア(友情愛)に近いものが表現されています。学術画のような繊細なイラストも魅力の一つです。改めてBLというジャンルの広さに驚かされた作品。
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