草間さかえ 草間さかえ先生『やぎさん郵便』3巻:最終巻で明かされるそれぞれの想い 草間さかえ先生『やぎさん郵便』最終巻で、それぞれの思いに決着がつきます。また澤の過去や有原の気持ちの変化、そして廣瀬の性癖の話など、最後の最後まで楽しませてくれるのがさかえ先生作品ですね。BL史に残すべき秀作ですので、未読の方はぜひお手に取ってみてください。 2024.03.31 草間さかえ
じゃのめ じゃのめ先生『お伽噺は泡と消え』:1巻完結のじゃのめ先生の世界 じゃのめ先生の『お伽噺は泡と消え』を読んでみました。1巻完結で綺麗にお話がまとまった、札幌舞台の北海道BL。ラーメン屋で働く丘と、親が893の朱巳とのお話です。冒頭からスピード感ある作品で、じゃのめ先生の作品の中でもかなり好きな方です。 2024.03.28 じゃのめ
ヤ行 ゆくえ萌葱先生『白刃と黒牡丹』2巻:執着のその後 ゆくえ萌葱先生の『白人と黒牡丹』2巻は、両想いになった若頭と執着系弁護士のその後のイチャイチャが描かれています。彼らなりの気持ちのぶつけ合いと更なる執着で、より楽しめたシリーズです。この二人はまだ続くかもしれませんね。 2024.03.25 ヤ行
絵津鼓 絵津鼓先生『JOY』:癒されない孤独感の対象法 絵津鼓先生『JOY』は、ポジティブな作品と同時に、現代人の癒されない孤独感の問題も描かれている丁寧な作品です。決して一人ではないはずなのに孤独感を払拭できない主人公・豪が、恋心を通して人の温もりを感じていきます。やんちゃな脇キャラたちも友達思いで、皆に幸あれ! 2024.03.14 絵津鼓
絵津鼓 絵津鼓先生『LAST FRIDAY』:川の流れのようにシフトしてく拓海の想い 絵津鼓先生『LAST FRIDAY』をご紹介します。はっきりしない恋心を追いかける拓海と、自分にないものを羨む欣也。互いの対話を通して見えてくる自分と、新たに生じた気持ちを手探りで形にしていく二人の物語です。絵津鼓先生の時の流れを感じる作品。 2024.03.11 絵津鼓
南月ゆう 南月ゆう先生『チェンジワールド』:有村と要祐の次のステップとは 南月ゆう先生『チェンジワールド』上下巻では、有村と要祐の恋が愛に変わる過程が描かれています。穂積の登場で、有村と要祐は今後関係をどうしたいのか、気持ちの方向性や愛の形を模索していきます。穂積は当て馬として登場していますが、彼なりのストーリーは『ラブネスト』で読むことができます。 2024.03.07 南月ゆう
マ行 みちのくアタミ先生『アダムの肋骨』2巻:レイと一羽の狭間で みちのくアタミ先生『アダムの肋骨』2巻で完結。多重人格者である攻めの一羽とレイ。いったいどちらが主人格なのか。徐々に統合されていく人格たちの中で、いよいよ一羽とレイが受けの悠真に迫っていきます。悠真は果たして恋の相手に誰を選ぶのか。 2024.03.04 マ行
草間さかえ 草間さかえ先生『やぎさん郵便』2巻:実質3巻の恋文ものがたり 草間さかえ先生『やぎさん郵便』2巻では、ちょっぴり嫉妬深く意地悪な澤の思いやりの背景が見えてきます。そして自分の気持ちが見えていなかった有原も少しずつ気持ちの変化を認めていく。また廣瀬の恋心は偶然始まったわけではない!?どのカプも見逃せない。 2024.03.03 草間さかえ