ハ行

樋口美沙緒

樋口美沙緒先生『恋する食卓』:タワマンに漂う美味しい田舎味噌の香り

樋口美沙緒先生の『恋する食卓』は、上京して以来、なかなか成功したセレブライフを堪能しているオレ様脚本家と、田舎の幼なじみ・ユキがトラウマとトラブルを解決していくお話。幼なじみラブのお話ですが、物語は思わぬ方向へ進んでいき、読み応えある1冊。
昼寝シアン

昼寝シアン先生『ヒーリングパラドックス deeper』:普通と異常の定義

昼寝シアン先生『ヒーリングパラドックス deeper』の感想レビュー。普通と異常の定義、境界線を考えさせられるようなメッセージを含む作品で、読み応えがありました。執着愛からくる嫉妬心や絡みも飽きのこない描写で描かれた上下巻の力作!
文川じみ

文川じみ先生『ページをめくるその前に』:小説家のオンとオフ

文川じみ先生の『ページをめくるその前に』は、小説家と大学生のお話。オフの時に会っていたヒロは、実は自分のファンだということを知り、正体を隠しながらも関係を続けていたのだけど、同居することになってしまうお話です。小説家のオンとオフが楽しめます。
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』6巻:家族それぞれのメタモルフォーゼ

秀良子先生の『STAYGOLD』最終巻では、成長した駿人の決断から、「家族」は皆が独立して前へと進んでいきます。家族にこだわりのあった優士は、少しずつ壊れていくのですが、彼は心の拠り所を見つけることができるのか。たった一人でも信頼できる人を見つけられますように・・・。
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』5巻:駿人と優士のメタモルフォーゼの行方

秀良子先生『STAYGOLD』の5巻は、クライマックスに向けて、成長した駿人と自分を失いかけている優士が、互いの存在を確認していきます。駿人の強い意志には学ぶところがあり、かっこいい生き様が輝かしい。逃げ場を失った優士も自分を見つめ直します。
ハヤカワノジコ

ハヤカワノジコ先生『おやすみ深海』:危ない年上、一途な年下

ハヤカワノジコ先生の2025年新作『おやすみ深海』は、過去の恋の傷からなんとか立ち直ってきた男と、そんな男のもとにやってくる一途な年下の男のお話。ノジコ先生のアートセンスも健在で、表紙のイラストから小さなコマの細部まで楽しめます。優しいお話。
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』4巻:日高の10年愛の行方

秀良子先生の代表作『STAYGOLD』4巻は、コウ&日高編。長年密かにコウを思い続けてきた日高ですが、ふとしたきっかけで関係が深まっていきます。無口に見えて、脳内は実はおしゃべりな日高の10年愛は実るのか!?プレイボーイのコウはどう応えるかがみどころです。
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』3巻:駿人、高校生になる

秀良子先生の『STAYGOLD』3巻では、駿人が高校生になり、むくむくと成長していきます。突然駿人と菊花の母親の登場で子供たちがギクシャクする中、優士の若い頃のお話も回想されていきます。母親の弥生と優士の関係性も明らかになっていく大切な巻です。
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』2巻:駿人14歳、恋の駆け引きを知る

秀良子先生の代表作『STAYGOLD』の2巻では、14歳の駿人が、家庭教師の日高から恋のアドバイスを受け、優士と恋の駆け引きをします。誰一人成就させた恋愛をしていないのに、奮闘する面々が愛らしいです。家族の物語ですが、駿人の成長がかっこいい!
日高ショーコ

日高ショーコ先生『シグナル』:バーのメニューから始まる恋

日高ショーコ先生の『シグナル』は、1巻完結のセミ短編集。バーのメニューから特別アイテムを注文すると、マスターと...... w ショーコ先生の素敵なイラストで、一気に世界観に引き込まれていきます。先生が描くリーマンにも惹かれます。シリーズ化しております。
日高ショーコ

日高ショーコ先生『アノマリーライフ』:未来と過去が交差するところ

日高ショーコ先生の『アノマリーライフ』を読んでみました。まさかの!?サスペンスBLです。未来の見える晶と、過去が見える従兄弟の蛍が、「現在」を通してどう交差していくのか。過去は本当に変えられないのか?量子力学的な観点にも興味がそそられそうなテーマです。
ハ行

藤河るり先生『唇はエゴイスティック』:がんばり屋さんとセレブのBLハーレクイン

BL版ハーレクインを描きたかったというのが、藤河るり先生の『唇はエゴイスティック』。感想レビューです。2013年から連載スタートするものの、連載雑誌の休刊や、先生の闘病などに見舞われ、2021年に無事に単行本化。上下巻で楽しませてくれます。
文川じみ

文川じみ先生『好きになったらダメですか?』:ピュアDKと数学教師の物語

文川じみ先生の『好きになったらダメですか?』は、数学教師と男子高校生の淡いお話。ピュアな高校生と交流することで、先生も少しずつ心が揺れていくライトBLです。漫画では定番の教師x生徒ものですが、定番テーマでもやっぱり読みたくなるのが性ですね。
ハヤカワノジコ

ハヤカワノジコ先生『えんどうくんの実験ノート』:不思議な気持ちを言葉にできない二人

ハヤカワノジコ先生『えんどうくんの実験ノート』上下巻は、不思議な気持ちを言葉にできない津田と遠藤ですが、なんとなくお互いの存在を認識していく、ちょっともどかしい高校生BLです。不安定な思春期の世界観が秀逸に描かれた作品です。
ハ行

藤河るり先生『ベッドイン・ルール』:エドと史音のセレブリティラブ

藤河るり先生の『ベッドイン・ルール』は、人気ハリウッドスター・エドと日本人インフルエンサー・史音の恋愛模様を描いたラブコメです。ハリウッドを舞台に、エドと史音の豪邸での同居生活がスタート。ファンサもたっぷりのセレブ物語。
日高ショーコ

日高ショーコ先生『花は咲くか』5巻:両親の事故の真相とは!?

日高ショーコ先生『花は咲くか』5巻。最終巻では、蓉一の心の奥底にあった両親の事故の真相に迫ります。長い間避けていた両親のアトリエの扉を開けた蓉一。そこに足を踏み入れることで、親として、アーティストとしての両親とのつながりを探っていきます。
ハ行

ヒロハルヨシ先生『ないしょのストーカーさん』:疲弊の先のストーカーさん

ヒロハルヨシ先生『ないしょのストーカーさん』は、疲弊の先のお片付けストーカーさんとのお話。ご飯支度、お部屋のお掃除、そしてお風呂も準備してくれる。いたれりつくせりなストーカーさんとの不思議な関係性を描いたユニークな作品です。感想・レビュー。
日高ショーコ

日高ショーコ先生『花は咲くか』4巻:桜井と蓉一の関係性、進む

日高ショーコ先生『花は咲くか』4巻では、いよいよ桜井と蓉一の関係が進みます!恋愛に関しては純粋な蓉一でしたが、自分の気持ちを確認し、前へ進みます。日高リョーコ先生の素晴らしいイラスト力と蓉一の成長ぶりが楽しめる1冊です。
日高ショーコ

日高ショーコ先生『花は咲くか』3巻:いよいよ二人の距離が近づいた!?

日高ショーコ先生『花は咲くか』3巻では、いよいよ蓉一の気持ちがゆっくり動き出しました。初めての感情に戸惑いながらも、桜井との距離を縮めていきます。桜井のライバル・藤本も負けじと蓉一へ思いを伝えて、それぞれの関係が少しずつ変化していく巻です。
日高ショーコ

日高ショーコ先生『花は咲くか』2巻:じわり近づく桜井とまだ無垢な蓉一

日高ショーコ先生『花は咲くか』2巻。蓉一よ。。。逃げろっ!w じわり近づいていく桜井とまだ無邪気な蓉一の駆け引きに、藤本も参戦か!?新キャラも登場で、お家事情ストーリーもゆっくり展開中。