こんにちは。
今日は、本間アキラ先生の『兎オトコ虎オトコ』1巻をご紹介します。
全5巻のシリーズで、完結までに少し時間のかかったお話ですが、面白かったです。
作品データ
兎オトコ虎オトコ 1
本間アキラ Akira Honma
刊行年月:2020年02月28日
出版社:白泉社(hanamaru comics premium)
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どんな作品?
本間アキラ先生のちょっぴり曰く付きの人気シリーズ。全5巻。
本間アキラ先生は、2003年に商業コミックスデビューされているので、結構ベテランの先生ですね。途中、執筆をお休みされたり、出版社とのトラブルもあったようですが、今も活動されています。
893である野浪(のなみ)と、医者の卯月(うづき)のお話。兎のようにビクつく卯月先生がなんとも可愛らしく、一体この二人がどうやってBLに進展してくんだよぉ〜、と、1巻からワクワクしました。
BLではありますが、読んですぐに漫画の面白さに惹かれます。
訳あり!?な事情
この『兎オトコ虎オトコ』は、本間先生のブレイクのきっかけになった作品でもあります。
2009年に心交社のショコラコミックスから1巻がリリースされています。
2巻まで発売になって以降、いくつか問題が重なり、心交社から移籍を決意された本間先生ですが、3巻収録予定だった原稿が戻ってこない、という問題が長年続いたようです。
そのため、3巻掲載分のエピはすべて描き直したという恐ろしい経緯のある作品。
結果、2022年に最終巻である第5巻が無事にリリースされ、本間先生ご本人の手によって物語が完結となりました。
1、2巻はオリジナルのアナログ原画から起こしたものです。描き下ろしやそれ以降のお話はデジタルになっています。あとがきや先生のブログなどにも詳細が書かれております。
カップリング
攻め:野浪理一(背中に虎の刺青がある昭和会の組長。ひょんなことから恋したウサギを追う)
受け:卯月(大学病院のビビり医者。うっかり助けた組長に言い寄られるが、まんざらでも……)
1巻のあらすじ
大学病院に勤める医者の卯月は、ある日、路上で撃たれて倒れていた野浪を見つけ、手当てをした。意識が朦朧とする中、ウサギのようにビビりながらも手当てをしてくれた人物に背中の虎の刺青がうづいた野浪は、若手を入院させて口実を作り、その人物を探しにやってきた。
相手が男の卯月だと知った野浪は、自分の虎の直感を素直に受け入れるのだが、そんな矢先、自分を襲った相手、そして組の不審な動きに気づくのだけどーーー。
本間アキラ先生『兎オトコ虎オトコ』1巻:ネタバレ!?感想・レビュー

作品の魅力1:ストーリー
本間アキラ先生は2003年デビュー。そしてこの作品はもともと2009年に1巻がリリースされていますが、とにかく漫画としてのクオリティが高いです。
893の組長と医者という組み合わせ、各々のキャラ、そして組内でのいざこざ、大学病院内でのあれこれ、そして当然、二人の色恋……。
これだけお話が面白く、まとまってバランスよく描けるのはすごいな……。
ちなみに、この新装版1巻は、オリジナルのコミックスと同じ内容のもので、アナログ原画です。そのせいもあってか、線画に躍動感があり、手書きの文字も魅力的ですし、1ページ3、4段組で内容盛りだくさんで描かれています。
そのため、1冊でお話も進みますし、読み応えもあります。
この作品の前は、シリアスな作風のものを描かれていたようですが、コメディタッチを描かれて大正解だったのでは!? 組長は、かっこいいけれど、笑えます。
同じ組のタカが入院させられるのですが、野浪と卯月に挟まれたタカもいいやつで、このキャラもしっかりと描かれているのも特徴です。
二人の恋心は1巻ですでに始まりますが、まだ体は重ねません。
野浪曰く、2か月くらいが食べ頃だとか。w
同時進行で、組内の勢力争いがじわり勃発。
そちらの方の先行きも気になる展開になっています。
作品の魅力2:画力

イラストがとても素敵です。安定しております。
1巻はアナログイラストですが、デジタルよりも大人っぽくて好きです。
卯月は、兎の如くおどおどして小さくて、可愛らしく描かれてはいるのだけど、ショタ……まではいかない。そんな外見。
番外編が収録されていますが、そちらはおそらくデジタルで描かれたものなので、絵柄の違いがわかります。どちらにしても安定してきれいなイラストなので読みやすいですが、最近の読者に合わせているのか、デジタルになるとどうしても大人っぽさが消えてしまう気が……。
線一本が表情の運命を決めるというアナログの世界で、意図したものなのか偶然なのか、とてもいい表情のコマを発見すると、とってもうれしくなります。
また、キャラの頭身が非常にいいです。
BL作品ではよくデフォルメされていて、攻めはほとんどが180cm以上の長身で、足が長く、顔も小さい美男子ばかり。美しいものは、確かに見たい。でも、そればかりだと、あまりにファンタジーすぎる気が……。
本間先生の描く野浪は、イケメンではあるのだけど、自然な頭身。下手したらちょっと胴体が長いくらいのスタイル。それが、イケメンパラダイスな昨今のBL界隈において、逆にリアルで、蠱惑的に感じます。
本間アキラ先生『兎オトコ虎オトコ』を今すぐ読む方法
本間アキラ先生『兎オトコ虎オトコ』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
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どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
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まとめ
今回は、本間アキラ先生の『兎オトコ虎オトコ』1巻をご紹介しました。
2009年に1巻リリース、2022年に完結という、長い歳月がかかった作品ですが、今から読む方は完結しているので安心です。ストーリー重視の作品を探している方、面白い漫画が好きな方(BLではありますが)にはぜひ読んでほしい作品です。
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