こんにちは。
今日は、羅川真里茂先生の『吸血鬼と愉快な仲間たち』4巻をご紹介します。
アルが深夜ドラマに出演することになり、アル自身の仲間たちが増えていくのが微笑ましい。でも、事件に巻き込まれます……。
作品データ
吸血鬼と愉快な仲間たち 4巻
羅川真里茂(原作:木原音瀬)
刊行年月:2019年12月25日
出版社:白泉社(花とゆめコミックススペシャル)
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どんな作品?
羅川真里茂先生と木原音瀬先生がタッグを組んだ人気シリーズの第4巻。
原作である木原音瀬先生の小説の方は、2024年に全7巻(番外編含む)で完結しております。
羅川先生によるコミカライズ第4巻は、アルにも仲間ができます!
中途半端な吸血鬼・アルは、ひょんなことからドラマに吸血鬼役として出演することになります。今までは暁の職場の面々や忽滑谷と交流がありましたが、今回はドラマの出演者たちと関係を築いていきます。
そして、撮影現場で事件があり、巻き込まれたアル。血の匂いを嗅ぎ取るアルは、すぐに犯人を見つけ出すのですが、どうやって証拠を見つけ出すかがみどころです。
エンバーミングの仕事ぶりもサラリと登場しますし、また暁と研修生・室井のあれこれも結末を迎え、区切りがついていきます。
アルの交際網が広がるのも嬉しくて、人間としての存在感が増していくのがうれしいです。
4巻には、『花ゆめ Ai』vol. 8, 9, 10, 12, 13(2019年)に掲載されたお話、そして木原先生の書き下ろしショート(忽滑谷20years old)、羅川先生の描き下ろしが収録されています。
カップリング
アルベルト・アーヴィング(中途半端な吸血鬼。喧嘩ばかりしていたが、今は暁のそばにいたい)
高塚暁(心配性で優しいヤツ。アルの行動にイライラしつつも、気に掛ける優しさあり)
4巻のあらすじ
暁の同級生で、ドラマプロデューサーをしている酒入の頼みで、ドラマセットの監修を頼まれた暁。暁に蝙蝠姿でついて行ったアルだったが、人間の姿に戻ってしまい、ひょんなことから吸血鬼役でドラマ出演することに。
共演者でホラー好きな三谷と知り合ったのも束の間、現場で殺人事件が……っ。血の匂いに敏感なアルは、さっそく犯人を見つけるのだが、証拠がない。
そんな時、アルも事件に巻き込まれ、大怪我を負ってしまうーーー。
羅川真里茂先生『吸血鬼と愉快な仲間たち』4巻:ネタバレ!?感想レビュー
4巻は、アルと暁のあれこれもありますが、人間アル(ケイン)が俳優として活躍することで、アル自身の交流網が広がっていくのがうれしいです。人間としても、活躍の場を広げていきます。
作品の魅力1:ドラマ撮影と事件

暁の高校時代の同級生・酒入の頼みもあり、人間アルは吸血鬼役としてドラマに出演することになります。
ホラー好きなイケメン俳優・三谷、共演者のアイドル・優香など、アルの知人の輪も広がっていくのがうれしいですね。
俳優になるのが夢だったアルにとっては、たとえ台詞の少ない吸血鬼役でも、夢がかなうことになります。
吸血鬼となり、人間としては存在していないアルですので、こうやって夢が叶うのはなんとも感慨深い……。
俳優・三谷は少しクセのあるキャラ。行き過ぎたホラーマニアということで、エンバーマーである暁や津野に興味を寄せます。撮影現場のメンバーの中でアルに近い存在で、関係は今後も続きます。
4巻では、ドラマ撮影現場で事件が勃発。
殺人事件が起こるのですが、血の匂いに敏感なアルは、以前の事件同様、犯人を見つけ出します。でも、証拠がない。事件の捜査でやってきた忽滑谷&柳川と共に、アルも事件解決に協力します。
作品の魅力2:アルと暁の関係性

ドラマ出演の許可は出なかったはずなのに、たまたま暁と一緒に現場を訪れていたアルは、結局、吸血鬼役として深夜ドラマに出演することになります。そして、1回だけのはずが、がっつり役をもらい、引き続きドラマ撮影に参加することに……。
アルと暁はいつも小さないざこざが絶えません。
でも、アルは暁の不器用な優しさをちゃんと汲み取っているのがうれしい。
撮影現場で事故が起こった時、帰りが遅くなったアルを起きて待っている暁。些細な優しさではあるのだけど、こういった優しさに気付くアルは、孤独を経験したからだと思います。
照れ隠しにすぐにベッドに潜り込む暁の愛らしさ、そしてそれでもありったけの愛情を表現するアルの二人を応援しないわけがない。w
4巻の事件解決に向け、アルも奮闘します。
また暁に思いを寄せるエンバーマーの見習い・室井も、再度思いを伝えるも、それがかなわないことを悟ったりと、それぞれの「好き」の気持ちが描かれていきます。
恋愛だけではないけれど、やはり好きなものは好きと言いたい。
そんな決意から、アルは、暁に自分の気持ちを伝えます。
可愛らしいアルの告白!?は、ぜひ本編でご確認ください。
作品の魅力3:エンバーミング

4巻では、暁のエンバーミングの仕事も覗くことができます。
エンバーミングは、ご遺体の腐敗を防ぐ処理を施すのですが、怪我などで損傷のある部分は、ある程度の修復も施します。棺に眠るご遺体がきれいに見えるようにお化粧もして、整えていく過程が描かれています。
ところで、今では欧米(特にアメリカ)でも火葬を選択する人が増えてきたのは、興味深い事実です。
先日読んでいた『西洋の敗北』(著:エマニュエル・トッド)でもチラリとその変化について触れられていたのを読んで、暁のことを思い出しました。w
埋葬方法の変化は、単なる宗教上の問題だけではない。信仰はもちろんのこと、価値観、政治、人類学……いろいろな繋がりがあるのだな、と感じます。
もちろん、この吸血鬼シリーズでは、小難しいことはテーマではありませんが、研究トピックとして調べてみると面白そうだなと思いました。

羅川真里茂先生『吸血鬼と愉快な仲間たち』4巻を今すぐ読む方法
羅川真里茂先生『吸血鬼と愉快な仲間たち』4巻を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
Renta!レンタ」です。
どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。
Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。この作品は時々レンタル可能になります。
紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
日本企業を応援しております。
羅川真里茂先生『吸血鬼と愉快な仲間たち』をもっと楽しむ方法
羅川先生のコミカライズは、英語版でもリリースされているのをご存知ですか?
タイトルは『The Vampire and His Pleasant Companions』。
舞台は日本のお話ですが、アルがアメリカ人ということで、英語の勉強がてら洋書版を読んでみるのも面白いです。
洋書は楽天ブックスがおすすめ。紙本は取り寄せ後に楽天から発送されますし、電子でもすぐに読めるので便利です。
まとめ
今回は、羅川真里茂先生の『吸血鬼と愉快な仲間たち』4巻をご紹介しました。木原音瀬先生の原作では、2巻に描かれているお話になります。
原作も気になる方はぜひご確認することをオススメします。漫画と小説、どちらも特性を生かした表現方法で、興味深いですよ!
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