木下けい子先生『由利先生と愛しき日々』:気まぐれミステリ作家の過去

木下けい子
本ページは、アフィリエイトによるプロモーションが含まれております。

 

こんにちは。

今日は、木下けい子先生の『由利先生と愛しき日々』をご紹介します。

ミステリ作家・由利先生とその担当編集者・六車のにぎやかな日々。覗いてみましょう。

作品データ

由利先生と愛しき日々

木下けい子 Keiko Kinoshita

刊行年月:2009年11月16日

出版社:大洋図書(HertZ series)

楽天koboはこちら!↓↓↓

どんな作品?

木下けい子先生の作家x編集者BL。

昭和の初期を舞台に、ミステリ作家の由利先生と、その担当者である六車(むぐるま)のにぎやかな日々が描かれた作品です。

木下けい子先生は、2004年に『泣き虫なリトル』で商業デビュー。2024年には画業20周年のイベントも開催されました。この作品は2009年リリース作品ということで、初期の作品にあたります。

作風は今も昔もそれほど変わってはいないのですが、このシリーズは由利先生がわがままで意地悪ながらも大人の魅力があり、担当者・六車との年齢差が際立つお話で、とてもいい雰囲気です。

時代背景も昭和初期ということで、和装や古いお屋敷、そしてお金持ちのぼっちゃんたちの描写も楽しく、最後まで優しい気持ちで楽しませてくれます。

由利先生の複雑な家族関係などもありますし、作中にさらりと描写される実母の面影なども、戦後という時代でありながら暗くならずに表現されています。

一目で木下先生の作品だとわかるカラー絵も素敵です。

雑誌『HertZ』band.28, 29, 20, 31, 32, 34(2008〜2009)に連載された全6話、そして描き下ろしが収録されています。

木下けい子先生『由利先生シリーズ』:読む順番

由利先生シリーズの読む順番は、以下の通りです。

  1. 由利先生は今日も上機嫌(1巻)
  2. 由利先生と愛しき日々(2巻)

今回は、2巻にあたる『由利先生と愛しき日々』をご紹介します。

カップリング

攻め:由利京一郎(人気ミステリ作家。可愛い六車になかなか本音を伝えられない大人)

受け:六車(創幻堂出版の編集者。2年目ということで、まだとても若い。)

2巻のあらすじ

創幻堂出版の編集者・六車は、人気ミステリ作家の由利京一郎を担当している。変人と言われる由利の担当にも慣れ、さらにはそんな先生の恋心を寄せる六車は、原稿を取りに行くとたまに由利先生に食われたりも、する。

そんな六車は、仕事も2年目になり、おぼっちゃま作家である佐倉の担当も任せられる。自分以外の輩に時間を費やす六車にイライラを隠せない由利。そんな由利の元に母親が見合い写真を持ってきてーーー!?

木下けい子先生『由利先生と愛しき日々』:ネタバレ!?感想レビュー

全体的に、1巻同様面白かったです。

結構木下先生の作品を読んできましたが、そんな中でも上位にくるほど好きな作品となりました。各々のキャラはもちろんですが、由利先生と六車のケミストリーがばっちりなんです!

作品の魅力1:由利先生と、佐倉先生と、六車と

2巻では、お坊っちゃま作家・佐倉が登場。

六車に興味を示しますが、それは色恋というよりも、自分を母親のように叱ってくれる存在だから。w 由利先生と六車の関係を知りながらも、二人にちょっぴり悪戯をするのだけど、悪質なそれではありません。

お坊っちゃまで育ちがいいからか、悪質な意地悪にはあったことがないのでしょう。😆

対する由利先生は、自分の可愛い担当者・六車が他の作家に時間を費やすのをよく思っていない。苛立ちが募ります。六車は仕事なのでどちらの先生からも原稿をもらいたいのだけど、わがままな由利先生からはなかなか期日通りに原稿をもらうのが困難……w

だけれども、やはり尊敬しています。

由利先生を尊敬し、恋心も抱いている六車は、どちらの先生にも何事もなく仕事を進めてほしいのだけど、どちらも癖ありで、苦戦。

由利先生とは恋人のような関係にはなったものの、先生の過去をほとんど知らない六車は、少しずつ先生の過去の恋愛、そして家庭について知っていくことになります。

それにしても、たまに発動する六車の訛りがかわいらしい。❤️

木下先生は、方言の使い方が上手ですね。

作品の魅力2:由利先生の過去

1巻ではあまり語られなかった由利先生の過去ですが、2巻では由利先生の母親が登場。大量のお見合い写真を持ってやってきます。

自分には六車がいるからと断るのだけど、近所の女子高校生を仕向けたりと、なんとか結婚させようと仕掛けてきます。

由利先生は医者の息子……なのだけど、もう少し複雑な家庭環境が。

ほとんど語られない由利先生の過去ですが、さりげなく登場する母親の面影が少し切なく、戦後という時代背景もあり、そこにある人間模様が見え隠れします。

しかしながら、決してそこは深く描かれておりません。少し暗くなりそうな部分は読者の想像に託されています。

作品の魅力3:ライトBL

BL描写はさらっとしかありません。あくまでコメディに徹しており、物語のポイントはそこではない。けれど、わずか1ページだけの描写でも程よい色気を感じるのは、木下先生の感性、作品に漂う空気感によるもので、惹きつけられます。

木下先生の作品は、激しいBL描写がないので、どの年齢の方も楽しめると思います。

全2巻完結でちょっと寂しいですが(もう少し二人を見ていたい気も)、このくらいの長さが個人的にはちょうどいいです。

忙しい毎日に、ちょっと癒しがほしいなと思った時は、私は必ず木下先生の作品を手にとります。

木下けい子先生『由利先生と愛しき日々』を今すぐ読む方法

木下けい子先生『由利先生と愛しき日々』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。

私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「Renta!レンタ」です。

どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。

ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。

Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。

紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
日本企業を応援しております。

 

まとめ

今回は、木下けい子先生の由利先生シリーズから、2巻にあたる『由利先生と愛しき日々』をご紹介しました。

木下先生の初期作品ですが、楽しい作品で、キャラに魅力もあり、とてもよくまとまっています。木下作品をこれから読もうと思っている方、またまだ未読の方はぜひ読まれることをオススメします。

↓↓↓アニメイトブックストア(電子書籍)では、アニメイト限定小冊子も電子で楽しめます!漫画をたくさん読まれる方は要チェック!

ebook japanでサンプルチェック!

コメント

タイトルとURLをコピーしました