木下けい子先生『月光坂の花屋敷 春』:奔放な幸哉の過去の闇

木下けい子
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こんにちは。

今日は、木下けい子先生の『月光坂の花屋敷』1巻(春)をご紹介します。

古い屋敷に住む3人の男たちのお話。少しシリアス路線ですが、コミカルな描写もさりげなく盛り込まれているので息苦しくないのが木下流。

作品データ

月光坂の花屋敷 春

木下けい子 Keiko Kinoshita

刊行年月:2014年05月15日

出版社:大洋図書(CRAFT 061)

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透明水彩で描かれた表紙のイラスト、どちらも素敵ですね〜。

どんな作品?

木下けい子先生のCRAFTからのシリーズになります。

春(1巻)秋(2巻)の全2巻で構成されています。

『CRAFT』連載は2012年からスタートした作品で、春と秋にふさわしく、素敵な色合いの表紙イラストが楽しめます。

東京の郊外にある月光坂に構える屋敷。そこに住むのは、柏木幸哉(かしわぎゆきや)とその息子・結人(ゆうと)、そして居候している小鳥遊(たかなし)の3人。この3人の微妙な恋の駆け引き、そして恋愛のあれこれが描かれた作品です。

木下けい子先生の作品には、コメディとシリアスものがありますが、この作品はシリアス路線。しかしながら、暗い作品ではありません。幸哉の過去は少し重いものがありますが、過去はモノローグで語られるので、それほどダメージなくライトな作品として楽しめると思います。

今回は、1巻のをご紹介します。

1巻の『春』には、BL雑誌『CRAFT』vol. 51-56(2012〜2013)に掲載された6話、そして描き下ろしが収録されています。

カップリング

攻め:小鳥遊(たかなし:総務省に務めるアラサー。ヘビースモーカー)

受け:柏木幸哉(ゆきや:屋敷の持ち主で、会計士。離婚したようだけど……。小鳥遊より5つほど年上)

1巻のあらすじ

東京郊外にある月光坂に構える大きな屋敷。その家主は、柏木幸哉は30代。会計士をしている。屋敷には、幸哉、その息子で学生の結人、そして総務省で働く小鳥遊が居候している。

日々仕事に追われる小鳥遊は、5歳年上の幸哉に想いを寄せる。

何度か体さえ重ねる二人だけれど、幸哉には秘事があった。離婚した元妻との関係、そして元妻との共通の友人であった遥斗という男性との関係。幸哉の過去を探ろうとする小鳥遊。そして、そんな小鳥遊に興味を持つ結人。

それぞれの恋愛の行方はいかにーーー!?

木下けい子先生『月光坂の花屋敷 春』:ネタバレ!?感想レビュー

この作品、大事件は起こりません。

各々のキャラ、特に柏木家の少し複雑な家庭環境を背景に、恋愛模様が物語の軸となります。

みどころは、受けである幸哉の過去になります。

幸哉

30代、男性。会計士。
作中、仕事の描写はほとんどありません。
屋敷の手入れをしたり、おじさんのようにボーッとしてみたり……。

1巻を読んだだけだと、なかなかつかみどころのない男性です。

結婚、そして離婚の経験あり。

息子である結人(ゆうと)は中学生なのだけど、この息子にも複雑な事情があります。

そして、元妻との共通の友人である遥斗という男性との間に何かあったようで、そのことが原因なのか、幸哉にはどこかがあります。

また、幸哉は、恋愛はしないのだけど、欲望をコントロールできない。

なので、体の付き合いはある。

そんな幸哉は、ある政治家と関係を持っていたようなのだけど、その関係が終わります。それを見計らい、小鳥遊は幸哉にアプローチします。

小鳥遊

小鳥遊(たかなし)は、学生時代から柏木家に居候を始めた。

大きな屋敷を学生たちに開放していた幸哉の両親がいなくなった後も、総務省で働く小鳥遊は、屋敷で居候を続けます。

学生時代に、小鳥遊は幸哉と体を重ねています。その時から小鳥遊はすでに自分よりも5つほど年上の幸哉に想いを寄せています。

しかしながら、小鳥遊の想いは実らない。

幸哉にはどこか触れることのできない闇があり、小鳥遊に気持ちが向いてくれない。

幸哉が心を閉ざしている理由は離婚にあるのだろうか、と、小鳥遊は、幸哉の元妻にコンタクトをとり、幸哉の過去を探ります。

そこにあらわれたのは、二人の共通の友人だった遥斗という男性。遥斗は自殺をしてしまい、すでに他界したのだけど、その自殺の原因は自分に非があるのではないかと責めている幸哉がいます。

しかし、ことはもう少し複雑なのですが……。

結人

幸哉、そして小鳥遊の複雑な恋愛事情を目の前に、ウブな中学生の結人は小鳥遊に恋心を抱きます。

何かと小鳥遊に声をかける結人ですが、自分のことに一生懸命で、小鳥遊が父親の幸哉に想いを寄せていることは、まだ知りません。

そんな結人は、いよいよ小鳥遊に自分の想いを伝えようとするのですが……。

三角関係……ではないのですが、3人の思いが絶妙に絡んだ恋愛模様になっています。

1巻ではあまり描かれていない小鳥遊と幸哉の過去のお話、そして幸哉と元妻はなぜ離婚をしたのか、男性と体を重ねる幸哉はなぜ息子である結人を授かったのか。

2巻では、過去が明らかになります。

木下けい子先生『月光坂の花屋敷 秋』:一つ屋根の下、三角関係の行方
木下けい子先生の『月光坂の花屋敷 秋』、感想レビュー。一つ屋根の下に住む3人の複雑な関係が結末を迎えます。主人公・幸哉の優柔不断さに読者は悩まされたわけですが、余白のある作品なので、あれこれ考察も楽しめた1冊です。シリアスですが重すぎない作品です。

木下けい子先生『月光坂の花屋敷 春』を今すぐ読む方法

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まとめ

今回は、木下けい子先生の『月光坂の花屋敷 春(1巻)』をご紹介しました。屋敷に住む男性3人のお話。

全2巻ですので長さ的にも読みやすく、お話も程よいひねりあり。

木下先生の作品には癒しを求めることが多く、コメディ作品をよく拝読していますが、シリアスものの作品ではこの物語がとても気に入りました。

さて、秋(2巻)では、二人の恋は成就するのか。楽しみです。

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