木下けい子先生『ひねもすのたり君と僕』:笑っちゃうくらい可愛いダメンズのお話

木下けい子
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こんにちは。

今日は、木下けい子先生の2016年作品『ひねもすのたり君と僕』をご紹介します。

笑っちゃうようなダメンズのお話……なんですが、やっぱり笑っちゃうんですよ、木下先生の作品は。どうしようもないような男たちのあれこれ、楽しめます。w

作品データ

ひねもすのたり君と僕

木下けい子 Keiko Kinoshita

刊行年月:2016年05月10日

出版社:徳間書店(Chara comics)

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どんな作品?

木下けい子先生の2016年作品。

長屋の隣同士に暮らす幼なじみ、尚之(なおゆき)洋(よう)

あっさり一目惚れをしては失恋を繰り返すなおちゃんは、いつもダメンズにばかりに惹かれてしまう。泣いて慰めを求めてくるなおちゃんを、よーちゃんはいつも叱りながらも慰めてくれる。そんな幼なじみ二人の不思議な関係を描いた作品です。

なおちゃんのクズな相手たち(まぁなおちゃんもいい加減な性格なのだけど)、そしてなおちゃんに恋をしているよーちゃんの不甲斐なさには笑えます。

作中に数コマだけ、尚之が自分の指向に目覚める描写があるのだけど、こういったシリアスなコマが少しあるだけで、一気に物語が引き締まりますね。

雑誌『Chara Selection』2014年1月号, 2015年1, 3, 5月号, 2016年1月号に連載された5話、そして描き下ろしが収録されています。

2025年5月には、番外編集が電子書籍でリリースされました。

カップリング

攻め:洋(よーちゃん:世話焼きリーマン。尚之に想いを寄せているが……)

受け:尚之(なおちゃん:ダメンズばかりに惹かれるイラストレーター)

あらすじ

長屋に暮らす尚之(なおちゃん)は、いつも一目惚れと失恋を繰り返してしては、長屋の隣部屋に住む幼なじみの洋(よーちゃん)に泣きついていた。

リーマンの洋は、そんななおちゃんになぜかずっと想いを寄せている。でもそんなことも気遣いないなおちゃんは、今日も洋の目の前で他の男に恋をするーーー。

木下けい子先生『ひねもすのたり君と僕』:ネタバレ!?感想レビュー

木下けい子先生の作品は、いつも冒頭のつかみが巧みなのですが、この作品も1コマ目の尚之の泣き顔から一気に物語に引き込まれます。

作品の魅力1:なおちゃん

なおちゃん、もとい尚之は、祖父母によって育てれれた。祖父母が亡くなり、住まいだった古い長屋を受け継ぎます。自身はそこに住んで、イラストレーターのような仕事をしている模様。

隣の部屋は、幼なじみで、長屋の向かいに実家があるに貸しています。

男性が恋の対象なのは、幼少期から。

それに気づいたのは、洋の存在もありました。

一目惚れをして、すぐに恋は成就するのですが、またすぐに別れて失恋。そんな繰り返しで、いいお相手がまったく見つからないのがなおちゃんです。

どうしてダメンズばかり好きになるのか……。

そこには理由があるのですが……。

幾度か失恋が続いた後、出版社の久慈というまともな男が登場。

まじめなこの久慈が、まともに尚之に交際を申し込んだ時、尚之は自分の奥底にある本当に気持ちと向き合わなければならなくなります。

尚之の葛藤は、本編でご確認ください。☺️

作品の魅力2:よーちゃん

一目惚れと失恋を繰り返し、いつも泣き疲れているよーちゃん、もとい洋

リーマンで、自己管理のできる洋ですが、浮いた話はない。

それもそのはず、洋は長い間尚之に想いを寄せています。(なぜだ!?w)

しかしながら、自分とはまったく正反対……というか、自分以外のタイプなら誰でも惹かれる尚之ということで、自分の想いが尚之に伝わることがない、叶うことがないと悟っている洋は、自分のできる範囲で過保護なまでに尚之の面倒を見ます。

よーちゃんがなぜ尚之を好きなのは……。

もうそれは、恋に理由はありません。しかも幼なじみラブなら。

しかし、尚之があまりにもどうでもいいダメンズたちにホイホイついていくので、洋が不憫で……www

情けなさそうに描かれている尚之ですが、本当に情けないのはもしかしてよーちゃんの方かも!?

木下けい子先生『ひねもすのたり君と僕』を今すぐ読む方法

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木下けい子先生『ひねもすのたり君と僕』をもっと楽しむ方法

この作品は、番外編を電子書籍で読むことができます。

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まとめ

今回は、木下けい子先生の『ひねもすのたり君と僕』をご紹介しました。

表紙の雰囲気のごとく、コミカルな作品です。1巻完結ですが、木下先生らしく、ほどよいスピード感で笑わせてくれます。でもラストは切なく、まとめてくれています。

木下先生の作品はたくさんありますし、シリアス作品も描ける方ですが、やはりコミカルなものが一番しっくりくるし、癒されます。

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