BLCD

南月ゆう

南月ゆう先生『エンゲージ』2巻:行き場を失った盟の想い

南月ゆう先生の『エンゲージ』2巻では、盟とナルの関係性がより明確になっていきます。叔父だと思っていたナルですが、実は血縁関係がないのでは?行き場を失っていた盟の想いを再びナルにぶつける盟ですが、二人の関係性はもっと複雑なものになっていきます。
南月ゆう

南月ゆう先生『エンゲージ』1巻:たい焼きが結ぶ甘い初恋の行方

南月ゆう先生の『エンゲージ』は、たい焼き屋の息子・盟の初恋物語。1年に1度だけ会えるイケメンお兄さん・ナルに恋をする盟の勇気をだした告白が、まさかの複雑な人間模様へとつながっていきます。コミカルながらも先が見えない二人の恋愛は成就するのか!?
南月ゆう

南月ゆう先生『ラブネスト』下巻:旭の過去、家族と穂積の一歩

南月ゆう先生『ラブネスト』下巻のネタバレ感想レビュー。下巻では旭と父親との関係、そして弟の存在。旭にとって家族とは。そして、そんな旭を知って穂積がとった行動とは。ストーリーテラー・南月ゆう先生が描くより濃厚な旭と穂積の関係性を堪能できる秀作です。
南月ゆう

南月ゆう先生『ラブネスト』上巻:いじわる穂積の過去に何があったのか

南月ゆう先生の『ラブネスト』上巻のネタバレ!?感想レビューです。『チェンジワールド』でちょっぴりいじわるだった穂積が主人公のお話。彼には過去に苦い失恋が。そして、忘れかけていたトラウマを脳裏によぎるきっかけになったのが、旭という建築士の存在。いかに!?
シャングリラの鳥

座裏屋蘭丸先生『シャングリラの鳥』vol.3 ドラマCDを聞いてみた

座裏屋蘭丸先生の『シャングリラの鳥』vol.3 ドラマCDを聞きましたので、ご紹介します。2023年12月にリリースされたドラマCDは、座裏屋先生が創り上げた秀逸な世界観を、中島ヨシキさんと松田健一郎さんのクールな声で盛り上げてくれます。
草間さかえ

草間さかえ先生『やぎさん郵便』3巻:最終巻で明かされるそれぞれの想い

草間さかえ先生『やぎさん郵便』最終巻で、それぞれの思いに決着がつきます。また澤の過去や有原の気持ちの変化、そして廣瀬の性癖の話など、最後の最後まで楽しませてくれるのがさかえ先生作品ですね。BL史に残すべき秀作ですので、未読の方はぜひお手に取ってみてください。
草間さかえ

草間さかえ先生『やぎさん郵便』2巻:実質3巻の恋文ものがたり

草間さかえ先生『やぎさん郵便』2巻では、ちょっぴり嫉妬深く意地悪な澤の思いやりの背景が見えてきます。そして自分の気持ちが見えていなかった有原も少しずつ気持ちの変化を認めていく。また廣瀬の恋心は偶然始まったわけではない!?どのカプも見逃せない。
草間さかえ

草間さかえ先生『やぎさん郵便』:恋文がつなげる4人の恋の行方

草間さかえ先生の代表作『やぎさん郵便』は、この作品の前のコミックス『マッチ売り』が実質1巻になるシリーズ。そちらもチェックをお忘れなく。本に挟まっていた恋文が繰り広げる4人の恋物語。戦後の東京舞台で、時代背景の描写も素晴らしいです。
草間さかえ

草間さかえ先生『マッチ売り』:闇でマッチを売る理由

草間さかえ先生『マッチ売り』は、実質『やぎさん郵便』の1巻になっています。主人公・花城がトンネルでマッチを売る理由から見る戦後の情勢や街の人々の様子。フィクションながらも考えさせられる異色のBL作品。草間先生には珍しく全4巻のシリーズものになっています。
もりもより

もりもより先生『君の夜に触れる』はうっすらと霧がかった夢物語

もりもより先生のデビューコミック『君の夜に触れる』は、夢物語のように作中にうっすらと霧がかかったような素敵な作品でした。着物を着る目の不自由な男の子と、殺し屋の恋物語です。ライトBLですが、ピリついた色気がしっかりと漂っています。
ヱビノびすく

ヱビノびすく先生『マイディア・エージェント』はボディガードBLです

ヱビノびすく先生の『マイディア・エージェント』をご紹介します。敏腕ボディガードの青柳は、謎の新人・橘に言い寄られます。初めての恋にドギマギしながら、仕事はクールにこなす青柳と、適当にこなしているようで仕事もできる橘のラブコメです。
にやま

にやま先生『そんなに言うなら抱いてやる』:にやま史上罪な男とは?

にやま先生『そんなに言うなら抱いてやる』1巻のネタバレ!?感想レビューです。にやま史上罪なオトコと言われる忍と、ナルシスト・ヒカルの駆け引きが面白いBLラブコメ。絡みもしっかり、笑いもしっかり、そして愛情たっぷり。未読の方は今すぐ読むべし。
シャングリラの鳥

座裏屋蘭丸先生『シャングリラの鳥』:アポロの考察

座裏屋蘭丸先生の人気シリーズ、『シャングリラの鳥』から、朴訥なアポロについて、考察してみました。寡黙ながらも優しく、しっかりとフィーを洞察して介抱する彼がとても人間的で魅力的です。一度閉じた心ですが、その心には一人入る空きが... あるんですよね。
シャングリラの鳥

座裏屋蘭丸先生『シャングリラの鳥』:フィーの考察

座裏屋蘭丸先生『シャングリラの鳥』から、受けのフィーを自分なりに考察してみました。愛を知らないフィーは、手を介してアポロに少しずつ心を開いていきます。心の奥の揺れがゆっくりと手、視線から行動に現れていく表現の仕方が、とても自然で丁寧ですね。
座裏屋蘭丸

座裏屋蘭丸先生『リカー&シガレット』:長髪カミロの破壊力とエロス

座裏屋蘭丸先生の『リカー&シガレット』は、座裏屋先生のたくさんの魅力がすべてマッチした作品。王道なお話もこれだけ魅力的に仕上げたのは、座裏屋先生の画力だけでなく、価値観、着目点、そして先生の経験など全てのバランスが取れたからではないでしょうか。