こんにちは。
今日は、ダヨオ先生の『せんせいの金曜日』を読みましたので、ご紹介します。
今回はちょっと辛口です。
作品データ
せんせいの金曜日
ダヨオ Dayoo
刊行年月:2026年04月15日
出版社:シュークリーム(fromRED)
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どんな作品?
ダヨオ先生の同僚甘々BL。
ダヨオ先生の作品は、全作品ではありませんが、ほぼ読んできました。毎回手に取るたびに雰囲気が違うのですが、日常の生活にあるロマンチックな描写が素敵で、好きでした。
この作品は、想像以上に甘い二人がゆっくりと描かれていました。たぶん、先生もどこかシフトチェンジしたのではというほど、甘く、また絡みの多い作品になっています。
シリーズとして続けていく予定なのかはわかりませんが、この作品はそういった前提で描かれたもののようで、1冊の中で繰り広げられるお話は、かなり限られた内容に感じました。
また、この作品を読んで、私は完全にBLの読者層を脱してしまったことを実感しました。
BLのターゲットは明らかに若くなってきているようですし、これはBLだけに限らず昨今の漫画描写においての変化もあるのかもしれません。
出会いも皆無だった離島に住んでいた若い教師・花村が、東京の高校に赴任になり、念願の!マッチングアプリで知り合った男性・時田と関係を深めていくお話です。
時田は実は同じ高校の体育教師で、同僚だった。そんな同僚と毎週金曜日に逢瀬を繰り広げて、恋に落ちていきます。
カップリング
攻め:時田渡(クールな体育教師。)
受け:花村清志(離島出身の数学教師。とにかく都会での出会いを夢見ている)
あらすじ
海が綺麗な離島で暮らしていた花村は、恋愛とは無縁の27歳。しかし東京への赴任が決まり、性への好奇心を満たすべく、さっそくマッチングアプリに登録。出会いを試みる。
そこで知り合ったのが、時田という男。
毎週金曜日に性の勉強会をすることを約束し別れたその男は、赴任先の高校の体育教師だったーーー!?
ダヨオ先生『せんせいの金曜日』:ネタバレ!?感想レビュー

作品そのものは楽しめました。初めて性を解放していく花村と、それをじっくりと可愛いじめながら攻める時田の距離感がいい感じです。
この作品の評判は、とても良いようです。
しかし、私の感想は、少し難しいものになりました。
ダヨオ先生は好きな先生で、ほとんどん作品には目を通しておりますし、先生の作品の中でも好きな方に入るのは確かなのですが……今ひとつ気持ちがついて行かなかった理由が、いくつかあります。
以下、辛口な個人的見解ですので、ご興味のある方のみお読みください。
作風

作風が変わりました。
先生らしさは残っていますが、いわゆるラブコメ風……。昨今の流れ。
ラブシーンも少し寄せ集め的な感じがしました。
ストーリー

大きなストーリーはほぼありませんでした。
その代わり、キャラが特化して描かれています。
花村は離島出身で、出会いがない日々を送ってきたのですが、東京に赴任することをきっかけに、ため込んできた性への好奇心を解放させます。
花村は清志という名前なのに、全然清くないことばかり考えて、妄想に浸っています。w 読んでいて楽しいのですが、数学教師という設定があまり生かされておらず、ロジカルさや思考のクセがないのがちょっぴり残念。
一方、時田はクールでかっこいいキャラ。ですが、彼が花村に対してどうしてゆっくりと定期的に会うことを提案したのか、また花村のどこを愛おしく思ったり、惹かれていくのか、セリフ以外から汲み取るのが難しかったです。
そして、肝心のストーリーなのですが、二人が出会い、毎週金曜日の恋の!?レッスンとは、面白い設定なのだけど、それ以外のエピソードは非常に日常的なものが続き、学校でのエピソードが少し含まれている程度にとどまっています。
心情描写も浅いです。
花村の幼少期のお話も少しだけ描かれてはいますが、彼のコアを司っているはずの幼少期の出来事は数ページに散りばめられた程度に止まっています。
ダヨオ先生の作品は、意外とロマンチックなシーンが描かれることがあり、この作品にいいシーンはいくつか含まれているので、先生らしさもあるのだけど、ダヨオ先生は1冊を通して、以前はもっと筋の通ったスケールのお話を描いていたのではないかな……。
エピソードごとは楽しめますが、全体を通して読んだ時に、とにかく時田と花村をくっつけるのが目的となってしまったような、切り貼りしてつなげたような流れに感じてしまいました。
核がない、というか……。
セリフで状況や感情が全て説明され、読者が「これはどういう意味だろう」と立ち止まって考える部分がないのも、そう感じる理由の一つかもしれません。
もちろんいいシーンもありますし、楽しい作品なのは確かです。
イラスト

イラストが、不安定に感じました。
ダヨオ先生には珍しく!?、Hシーンが多めで描かれているのですが、ところどころ線画がかなりラフな部分がありました。
例えばデッサンやパースが多少ずれていても、個人的にはあまり気にならずに作品を楽しめるタイプなんですが、そんな私でさえちょっと気になるページがチラホラ……。
私は、ダヨオ先生が好きです。
そして、この作品も楽しかったです。
しかし、だからこそ、いくつか心に残ったモヤモヤを記しておこうと思いました。
次回作も楽しみにしています。
ダヨオ先生『せんせいの金曜日』を今すぐ読む方法
ダヨオ先生『せんせいの金曜日』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
Renta!レンタ」です。
どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
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まとめ
今回は、ダヨオ先生の『せんせいの金曜日』をご紹介しました。
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