こんにちは。
今日は、鶴谷香央理先生の『メタモルフォーゼの縁側』2巻をご紹介します。
非BL作品ですが、とても面白い作品で、作中にBL漫画が登場するので、お手にとってみてはいかがかと思います。
作品データ
メタモルフォーゼの縁側 2巻
鶴谷香央理 Kaori Tsurutani
刊行年月:2018年11月08日
出版社:角川書店(KADOKAWA)
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どんな作品?
鶴谷香央理さんの人気作品。全5巻で、映画化もされたヒット作です。
人見知りの高校生・うららちゃんと、75歳のおばあちゃん・市野井さんが、BLという共通の好きなものを通して交流していくお話です。
二人の交流関係はもちろん、二人の日々も覗くことができ、登場人物たちのあれこれが垣間見ることができます。
年齢の離れた二人がメインキャラということもあり、ティーンズから高齢の方まで楽しめる作品になっているのもスマートなところです。BLというニッチなトピックを扱うことで、BL好きな読者も共感できるとこが多いのではないでしょうか。
個人的には、おばあちゃんの視点が面白く、祖父母と一緒に過ごすことが少なくなった現代の家庭環境からくる価値観のズレなども描写されており、楽しい作品の奥には切なさもあります。
2巻では、うららちゃんとおばあちゃんがBLのコミケである「J庭(ガーデン)」に行ったところからスタートです。
私もいつの日か、行ってみたい!
できれば75歳になる前に行きたい…… w
2巻には、『コミックニュータイプ』2018年4月13日〜9月14日までに配信したものが収録されております。
登場人物
市野井雪(75歳のおばあちゃん。旦那さんは数年前に他界。一人娘は海外で暮らしている。)
佐山うらら(人見知りな女子高生。密かに恋に憧れる乙女)
2巻のあらすじ
J庭へとやってきたうららとおばあちゃん。憧れのコメダ優先生に会おうとブースへ向かうのだけど、コメダブースにトラブルが!?
そして、コメダ先生の作品が月1連載になり、毎月1回、うららとおばあちゃんは会合!することに。
市野井おばあちゃんのところには、海外から娘さんがやってきます。一人暮らしをしている母親を見て、娘さんはある提案をするのですがーーー。
鶴谷香央理先生『メタモルフォーゼの縁側』2巻:ネタバレ!?感想レビュー
2巻も面白かったです。
どのエピソードも12ページにまとまっていて、短いのですが、しっかりとお話が進んでいくのがうれしい限りです。

作品の魅力1:カラーイラスト
この作品は、読者によって様々な楽しみポイントがあると思うのですが、その一つがカラーイラストです。デジタルでの素敵なイラストも数多いですが、鶴谷先生の作品は、昔ながらのアナログ、そして水彩による色付けの風味が残っています。
私はアナログ、デジタルのこだわりはないのですが、漫画的なイラストが好きです。
デジタル化が進みすぎて、最近の漫画もイラストだけはアニメのような色付けをよく目にします。素敵なものがたくさんあるのは承知しているのだけど、個人的な好みとして、手描き感の残るアナログが好きなのです。
作品の魅力2:つむっちと彼女

うららの幼なじみのつむっちとの交流が描かれています。
久しぶりにうららの家に遊びに行くつむっち。うららの部屋で漫画を手に取るのですが、うららの大切なBLコレクションが入っている箱が、うっかり出しっぱなしになっているという…… やっちまったな、うらら……。w
きっと、これもBLあるあるあるなんでしょうか w
見て見ぬフリをしてくれたつむっちの優しさ、ラブ❤️
さて、つむっちは、かわいい彼女とラブラブ……のはずなのだけど、将来のことを考えている彼女と、あまり先のことは考えていないつむっちの間でギャップが生じます。
成長にはそれぞれのペースがあるし、価値観も違う。お付き合いをしていく中で生じる微妙なズレも、この二人を通して描かれています。青春ですね。
そして、そんな二人を横目に、自分もいつか恋をするのだろうか……と物思いにふけるうららちゃん。
うららちゃん、恋をすることはあるよ。
でも、行動せねばいかん。
外に出て、いろんな人に出会って、自分を磨いて……。
恋をするためにじゃなくて、いろんなものを吸収する過程で、必ずいいな、素敵だなと思う人に出会うことがあると思います。
だから、小さなことでも、行動してみるといい。
うららちゃん、応援しています。
作品の魅力3:市野井さんの事情

市野井おばあちゃんには一人娘がいます。海外に住んでいて、たまに実家に帰ってくる。久しぶりに帰国した娘さんは、朽ちてきた実家やなぜか急にBLを読み始めた母親を見て、老いを感じます。
おそらく、母親の老いだけでなく、自分も老いてきたこと、また娘としての責任のようなものも感じているのかもしれません。
娘さんの登場で、それまではおばあちゃんへ共感していたアラフォー、アラフィフあたりの読者さんの心もがシフトしたのではないでしょうか。
さて、3巻では市野井おばあちゃんの何気ない一言で、うららちゃんがイラストを描き始めます。w
そういえば、私が遊びで漫画を描いていたのも高校生だったなぁ……。
とても下手な漫画だったけれど、優しいクラスメイトたちは読んでくれた。。。懐かしい思い出です。😊
うららちゃん、漫画描くのかな?3巻が楽しみです。
鶴谷香央理先生『メタモルフォーゼの縁側』2巻を今すぐ読む方法
鶴谷香央理先生『メタモルフォーゼの縁側』2巻を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
Renta!レンタ」です。
どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。
Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。
紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
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まとめ
今回は、鶴谷香央理先生の『メタモルフォーゼの縁側』2巻をご紹介しました。
年齢の違う二人の何気ない日々、そして直面する問題。そして、共通のBL話にも花を咲かせます。楽しかったり、切なかったり……。何気ない日々だけど、悪くないですよね。自分の毎日をじっくり観察してみるのもいいですね。意外と、面白いことがたくさんあるかもしれません。
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