2025-05

SHOOWA

SHOOWA先生『ニィーニの森』:目を開け!自我を覚醒させろ!

SHOOWA先生の1巻完結もの『ニィーニの森』は、絵本のような物語の中にも、善と悪の断ち切れないサイクルが描かれ、無限ループの中で生きている人間や動物たちを風刺している。生と死、人間と自然、様々なメッセージを含みつつ喜怒哀楽を楽しめる素敵な1冊。
凪良ゆう

凪良ゆう先生『積木の恋』:愛により救われたある詐欺師のお話

凪良ゆう先生の『積木の恋』は、恋愛詐欺師が、ターゲットにした男性と恋に落ちていくお話。そこには互いに過去のトラウマや葛藤もあり、それを乗り越えていく成長の物語でもあるが、詐欺師が愛によって改心し、救われていくのに救われる。愛情の力は計り知れない。
osogo

osogo先生『マリッジ・ゲーム』:男同士の婚活サバイバル!?

osogo先生の『マリッジ・ゲーム』(上下巻)ネタバレ感想レビュー。BL婚活サバイバル!?戦記。驚きの良作で、最後まで一気に楽しめる作品。登場人物はほぼすべて男性ですが、一般漫画としても楽しめます。結婚相手を探すのはまさにサバイバルゲーム!?
ダヨオ

ダヨオ先生『ロンリープレイグラウンド 』:初めての、好き。

ダヨオ先生の『ロンリープレイグラウンド 』上下巻は、束縛を逃れて、初めて人を好きになった雪文と、普通のナイスな兄ちゃん・慧介がスパダリになるお話。癖のあるおじさんキャラも登場しますが、どちらかというとおじさんが一番興味あり...
凪良ゆう

凪良ゆう先生『おやすみなさい、また明日』:記憶に広がる幸福感と寂寥

凪良ゆう先生の『おやすみなさい、また明日』は、なかなか売れない小説家と、記憶障害を持ちながらアパートの管理人さんのお話。アパートでのささやかな交流を介して少しずつ心を開いていく互いの人間的成長と、臆病だった恋に揺れる過程。彼らの幸せの物語です。
薄井いろは

薄井いろは先生『口の中に甘く触れて』:スイーツのように甘い関係性

薄井いろは先生の『口の中に甘く触れて』は、スイーツ好きな同級生の関係がゆっくりと変化していくのを楽しむ作品。互いに仄かな想いがありながらも、叶うはずのないそれを抑制しながら同居することで、同級生だった関係性が変化していきます。濃厚な心理描写が魅力。
左京亜也

左京亜也先生『高嶺の花は、散らされたい』:美しいオメガと、美しいアルファ

左京亜也先生の高嶺の花シリーズから、1作目にあたる『高嶺の花は、散らされたい』をご紹介します。オメガバースのお話ですが、相変わらず左京先生のイラストは美しく、また肌色比率が高いです。上下巻でリリースされましたが、のちにシリーズかされました。
腰乃

腰乃先生『鮫島くんと笹原くん』:好きと言われれば、好きになる!

腰乃先生の1巻完結作品『鮫島くんと笹原くん』のネタバレ!?感想レビューです。相変わらずの腰乃節炸裂で、楽しめた作品です。揚々としたキャラと巧みなセリフで魅了。告白し、玉砕されたはずなのに、フった本人は友達ヅラで寄ってくる。好きと言われれば好きになる!?
ウノハナ

ウノハナ先生『気まぐれなジャガー』4巻:椎名の復活と新の一歩

本ページは、アフィリエイトによるプロモーションが含まれております。こんにちは。今日は、ウノハナ先生の代表作である『気まぐれなジャガー』最終巻(第4巻)をご紹介します。2021年に完結したシリーズですが、やっと読み終わりました。ウノハナ先生ら...
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』6巻:家族それぞれのメタモルフォーゼ

秀良子先生の『STAYGOLD』最終巻では、成長した駿人の決断から、「家族」は皆が独立して前へと進んでいきます。家族にこだわりのあった優士は、少しずつ壊れていくのですが、彼は心の拠り所を見つけることができるのか。たった一人でも信頼できる人を見つけられますように・・・。
木原音瀬

木原音瀬先生『月に笑う』上下巻:路彦の成長と信二の脆さ

木原音瀬先生の『月に笑う』は、クラスのいじめられっ子だった路彦とチンピラ・信二の物語。弱かった路彦は成長し、信二との関係も愛情そして執着に変化していく過程が楽しめます。意外と成長しなかったのが信二。根は悪くないのだけど最後までチンピラでしたw
青井秋

青井秋先生『百年結晶目録』:動植物の循環とフィリア

青井秋先生の『百年結晶目録』は、生物多様性、動植物の循環が描かれた作品です。フィリアを通して問われる自然の摂理。日々のあれこれから離れ、哲学的なこの作品から癒しと自然への問いを提起した1冊。波長が合うと、様々な視点から刺激され、考えさせられる作品です。
秀良子

秀良子先生『STAYGOLD』5巻:駿人と優士のメタモルフォーゼの行方

秀良子先生『STAYGOLD』の5巻は、クライマックスに向けて、成長した駿人と自分を失いかけている優士が、互いの存在を確認していきます。駿人の強い意志には学ぶところがあり、かっこいい生き様が輝かしい。逃げ場を失った優士も自分を見つめ直します。