山田ユギ先生『一生続けられない仕事』1巻:新人弁護士・早坂の愛しき日々

山田ユギ
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こんにちは。

今日は、山田ユギ先生の『一生続けられない仕事』1巻をご紹介します。

2025年、年間を通して山田ユギ先生の作品を読み続けてきました。ほぼ全ての作品を読み終えましたので、少しずつご紹介したいと思います。

結論として、ユギ先生の作品は、どれも面白いです。長編は少なく、初期の作品は短編集か1巻完結ものですので、どの作品を手にとっても楽しめますよ。

感想は、初めて読んだ時に書いたものです。再読を繰り返した今は少し違う意見になっているかもですが、その時に感じたことを綴っております。😊

作品データ

一生続けられない仕事 1

山田ユギ Yugi Yamada

刊行年月:2010年10月23日

出版社:竹書房(バンブーコミックス)

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どんな作品?

山田ユギ先生の弁護士シリーズ。

単行本は2010年にリリースされていますが、連載は2007年にスタートしたシリーズで、番外編を含めた全5巻。途中、ユギ先生のご闘病などもあり、紆余曲折ありましたが、2020年、無事に完結した作品です。

1994年にデビューされたという山田ユギ先生は、Wikipediaによると、高口里純先生(花のあすか組!)のアシスタントをされていたこともあるとか。

80, 90年代という漫画全盛期に精通されていることもあり、しっかりと練られたストーリー、そしてドラマチックな魅せ方がすばらしい。読み応えがあります。

小さな弁護士事務所を舞台に、ボーイズラブはもちろんのこと、二人の上司弁護士・三上片山の過去、そして新人弁護士・早坂の奮闘、ときどきチャチャを入れるパラリーガルの真行寺(しんぎょうじ)などなど、個性的なキャラの面々が繰り広げる日々のやりとりが生き生きと描かれています。

ユーモアはあるのだけど、切なさ漂う世界観。また、愛情はあるのに哀愁漂う濡れ場は、当時の社会的背景さえ反映された表現かなと思います。

1巻には、雑誌『MAGAZINE BExBOY』2007年6, 8, 9, 10月号、2008年4, 7月号に掲載されたお話と描き下ろしが収録されています。

山田ユギ先生『一生続けられない仕事』:読む順番

山田ユギ先生『一生続けられない仕事』を読む順番は、以下の通りです。

  1. 一生続けられない仕事(全4巻)
  2. 一生続けられない仕事 森&三上編(全1巻)

今回は、『一生続けられない仕事』1巻をご紹介します。

カップリング

攻め:片山柾(まさき:三上の同期で事務所の共同経営者になった。三上と過去に何かが…!?)

受け:早坂義人(よしひと:三上に憧れて、個人事務所にやってきた新人弁護士。)

あらすじ

早坂は、三上に憧れて、三上晴彦法律事務所へとやってきた。そこにいたのは、尊敬する三上晴彦、三上の同期の片山柾、そしてパラリーガルの真行寺みほ(しんぎょうじ)。そして、とある案件を介して事務所を訪れた早坂の同期の森周平は、美人の三上に惚れ込むのだがーーー。

早く一人前になれるよう、仕事をこなす早坂と、ふざけながらもしっかりとした情報を持ってくる片山。ある日、早坂はオフィスで眠っている三上に優しく微笑みかける片山を見かける。二人は一体どんな関係なのかーーー!?

山田ユギ先生『一生続けられない仕事』ネタバレ!?感想・レビュー

ユギ先生の作品は、仕事と真剣に向き合うキャラが多く登場しますが、この作品もそう。BL要素はしっかりありますが、漫画としての読み応えが十分にある作品でした。

作品の魅力1:練り込まれたストーリー

この作品の魅力は、なんと言ってもしっかりと練り込まれたストーリー。

決して主人公二人のBL話だけでなく、背景となっている弁護士事務所での案件がしっかりと描かれています。そのおかげで、キャラの個性や世界観にリアリティが溢れています。

案件が複雑すぎないのも特徴です。

ミステリー路線、弁護士路線に偏りすぎず、ラブとの適度なバランスが絶妙です。

複雑すぎないわかりやすい案件と共に、早坂のわずかな心の揺れ、そして三上と片山の過去と関係性、森と三上の関係が描かれていました。

モブではありますが、パラリーガルの真行寺ちゃんもいい味だしています。

それにしても、駆け出しの小さな個人事務所ということもあるのか、扱う仕事どれもこれもがバラバラ……w 仕事をこなす新人くん・早坂は大変そうだなと思います。

管財人、離婚調停、国選弁護などなど、どのエピソードも違うタイプの案件になっています。

そのおかげで、読者は飽きることなく、ほどよいお仕事描写にリアリティを見出すことができるし、案件そのものに共感したり、学ぶことも多かったです。

BLではあるのだけど、ヒューマンドラマといった方がいいかもしれませんね。

作品の魅力2:三上と片山の過去

主人公・早坂が憧れる三上晴彦。美人顔の三上と、彼の同期の片山には特別な関係があります。

1巻では、どこかミステリアスな二人の関係性、そしてそこに漂う複雑な感情、さらにもう一人の男性の影……。なんとなくお話の流れは想像はできるのだけど、ユギ先生がどう描いていくのかとても気になります。

三上は仕事のできるクールガイだと思っていましたが、仕事以外の時は淫らになったり、廃人になったりとギャップの激しいキャラで、笑えます。

さらに、意外と精神的にも不安定なところがあり、おそらくそれは過去の出来事に関連しているのでしょうか。

気になった点:男同士の葛藤

早坂を筆頭に、片山、三上、そして森と、暗黙の了解なのか、抵抗なく男同士のあれこれが繰り広げられます。

早坂の指向ははっきりとは分からず、片山は元カノが登場する始末。森は男性が好きそうに描かれているのですが、それは指向なのかおふざけなのか、1巻の段階ではわかりにくいです。

三上に関する描写はあるのですが、彼が一番トラウマを持っていそうですね。

若干チグハグに見えるメンツで、どうBLの距離を縮めていくかもみどころです。

続刊のものは、こういったミステリアスな部分が残っていると、次の巻を読みたくなりますね。

山田ユギ先生『一生続けられない仕事』を今すぐ読む方法

山田ユギ先生『一生続けられない仕事』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。

私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「Renta!レンタ」です。

どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。

ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。

Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。この作品は時々レンタル可能になります。

紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
日本企業を応援しております。

 

山田ユギ先生『一生続けられない仕事』をもっと楽しむ方法

ドラマCD

なんと!

『一生続けられない仕事』はドラマCDになっています!

漫画同様、ドラマもコミカルに仕上がっていて、楽しそうです。

声優陣たちも豪華ですね〜

声優
小野友樹(早坂義人)、森川智之(片山柾)、新垣樽助(三上陽彦)、鳥海浩輔(森周平)

2枚出ているようですが、残念ながら4巻分ではないようですね。それでも、この世界観はオーディオドラマでもたっぷり楽しめる内容です。

まとめ

今回は、山田ユギ先生の人気シリーズ『一生続けられない仕事』1巻をご紹介しました。全5巻のシリーズです。リーガル系の漫画が好きな方にも楽しめるお話です。読まれる際は、一気読みをオススメします。

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