こんにちは。
今回は、未散ソノオ先生の『KOHーBOKU<コーボク>』をご紹介します。
ソノオ先生作品との出会いは、衝撃的でした。「なんじゃ、これは〜!」でした。
今までに読んだことのないキャラ設定、面白さ、可愛さ、そして不思議な世界観に震えが……。w
すぐに既刊の作品を全部チェックしました。こんなにハマったのは久しぶりです!
one of a kind。この先生の作品には、この言葉がまさにお似合いです。
作品データ
KOHーBOKU<コーボク>
未散ソノオ Sonoo MICHIRU
刊行年月:2014年09月15日
出版社:新書館(ディアプラス コミックス)
どんな作品?
未散(みちる)ソノオ先生のデビューコミックス。
霞ヶ関の公僕という地味なキャラなのに、カラフルな表紙イラストとなんとも言えない作風にやられました。
魅力的なイケオジたちの目まぐるしい日々と、スケッチのようなラフなペンタッチが交差して、ユニークな雰囲気が漂います。ページが少し白く、目にも優しい w
決して悪い人は登場せず、可愛らしさがある作風です。
経済産業省の政策課課長・今宮と、ひとまわり以上年下の柏木のお話。
柏木が入省時にメンターとして今宮の指導を受けるが、同じ仕事に対するビジョンを持つことで、柏木が今宮の食事の世話など気にかけながらも二人三脚で仕事をするようになります。
今宮は柏木との関係に心地よさを感じながらも、早く子離れせねばと思うのだけど、柏木の世話はおさまることなく、二人の距離は徐々に近づいていきます。
雑誌『Cheri+』2013年フユ号〜2014年ハル号に連載された6話、そして描き下ろしが数本収録されています。
カップリング
攻め:柏木匡(たすく:仕事のできる今宮の部下。なぜか今宮の栄養管理も行っている)
受け:今宮究(きゅう:理系脳がなぜか経産省に配属に。息子もいるのだが……)
あらすじ
柏木は、入省時から課長の今宮の元で仕事をしている。メンターである今宮から仕事を学ぶ一方、今宮の栄養管理やスケジュール管理までもこなす、スーパーエリート。
そんな柏木との仕事のあれこれが楽しくて、なかなか彼を独り立ちさせられない今宮。仕事のストレスや持病もたたってか、ある日仕事中に倒れてしまい、入院する羽目に。
同僚以上の距離感を感じ始めた二人は、少しずつそれを自覚し、距離もさらに近づいていくのだがーーー。
未散ソノオ先生『KOHーBOKU<コーボク>』:ネタバレ!?感想・レビュー

この作品は、未散先生のデビューコミックスであり、私にとっても先生の初作品になります。
時系列でこの作品からチェックしていきましたが、この作品のあとがきに、未散先生がどんなシチュに萌えるのか、描きたいのか、記載されておりました。それを読んで、納得です。
もし未散先生の作品をまだ読まれたことがなければ、時系列でチェックしていくことをオススメします。
作品の魅力1:ほんわか癒しの中にあるリアリティ

まず、公僕というなんとも地味な設定に魅力を感じました。
オジサンキャラ好きな自分ですが、霞ヶ関の男気ムンムンなバトルの中でBのラブが展開されるかと思えば、場所は経産省。室内であれやこれやと忙しく仕事をするばかり。w
若いイメケンを部下に、今宮ときたら、年齢は表記されていないけど50代後半に見えるな……。
仕事の程よい描写は、読者をよりリアルな世界観へと誘ってくれます。
とにかく霞ヶ関はなんだかんだで忙しい。
そして、物語を読み進めると、今宮の背景がゆっくりとわかってきます。それも、魅力の一つ。
例えば、今宮には子供がいます。
てっきり柏木と今宮のラブについての物語かなと思っていたので、物語の最初の方で子供の存在を知り、びっくりしました。もちろん、そこには理由があるのですが……。
また、今宮には心臓の持病があります。作中でも心不全になってしまう。
そんなおじさんエピソードが、若い柏木をより心配させ、情に訴えかけます。
柏木の今宮に対する思いは恋心なのかどうかは、少し謎ですが、異常な執着があるのは確かです。
また今宮も、柏木と一緒に仕事をするのが楽しくて、心地良くて、なかなか彼のことを手放せないのだけれど、そんな自分に罪悪感さえ感じます。
柏木にお見合いを進めるのに、全く興味を示さない理由を薄々気付いている今宮は、どうやってその気持ちを受け入れようかと考えます。
二人の距離がゆっくりと近づいていくのですが、その描写やセリフも興味深く、かと言ってファンタジーでもない。優しい二人が手探りで関係性を模索していく表現が見事でした。
登場人物も結構豊富ですが、どれも程よい個性があり、楽しかったです。
作品の魅力2:絵柄

表紙イラストからもわかりますが、オジサン感がとてもいいです。
デジタルで描かれているようなんですが、まるでアナログで描かれているような細い線画と、漫画的緩急を出すためか、スケッチのようなラフなコマショットがぶちこまれた独特で漫画的な絵柄・ペンタッチが魅力です。
細身のペンタッチがキャラのカッコよさや可愛らしさも表現してくれますが、そもそも個人的にはスケッチタイプのイラストが好きです。
普段は重々しいドロドロした内容の作品を好んで読んでいる自分ですが、この手のほのぼの癒し系も素敵だし、なんと言っても登場人物が大人です。
絡みシーンも一応ありますが、こちらも可愛らしく、さらっと表現されています。
作品の魅力3:old man yaoi
ことの発端はよくわかりませんが、ある日突然「old man yaoi」という言葉を目にするようになり、あっという間にソノオ先生のXがバズりました。w
その前から先生のXはたまに拝見していたのだけど、ある日を境に海外勢のフォロワー数が増え、アメリカでこのKOH-BOKU英語版がリリースする運びになったようです。
この作品は英語で読んでも可愛いだろうなと思い、注文しようと試みましたが、残念ながら日本から買うことは(今のところ)できません。紀伊國屋USAのサイトがアクセスできないんです。
いつか旅行でアメリカに行った際にでも購入しようと思っているのだけど……
とにかく、海外にもソノオ作品が広がったようで、とてもうれしい。もっと広がれ〜
未散ソノオ先生『KOHーBOKU<コーボク>』を今すぐ読む方法
未散ソノオ先生『KOHーBOKU<コーボク>』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
Renta!レンタ」です。
どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。
Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。この作品は時々レンタル可能になります。
紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
日本企業を応援しております。
未散ソノオ先生『KOHーBOKU<コーボク>』をもっと楽しむ方法
このお話は、同人誌でリリースされた番外編が電子書籍でも楽しむことができます。
萌えを求めているわけではないのだけど、とにかく可愛く感じてしまうこの二人。番外編も隅々まで楽しみました。
まとめ
今回は、未散(みちる)ソノオ先生の公務員BL『KOHーBOKU<コーボク>』をご紹介しました。
霞ヶ関界隈で活躍するBLカプは結構いますが、あなたがお好きな霞ヶ関のメンツにぜひこのオジサンふたり、今宮と柏木も仲間入りさせてみてはいかがでしょうか。
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