こんにちは。
今日は、三つ葉優雨先生の『僕と魔女についての備忘録』第4巻をご紹介します。
物語もいよいよ終盤に向かってきました。渉もまたまた成長して、社会人になりますよ〜。全てが尊いこの物語、まだ未読の方はぜひ読んでみてください。 (一般漫画です。)
作品データ
僕と魔女についての備忘録 4巻
三つ葉優雨 Yuu Mitsuha
刊行年月:2023年7月31日
出版社:小学館(フラワーコミックススペシャル)
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どんな作品?
三つ葉優雨先生の人気シリーズ『僕と魔女についての備忘録』の4巻。
全5巻のシリーズになります。
4巻の表紙をご覧ください。
魔女さん、ついに白いドレスを着ていますね。
ここまでの長い道のり、渉、よくがんばった!😭
渉は、大学を無事に卒業して、高校の教師になります。
単行本は170ページほどの決して厚みのあるものではないですが、物語は毎回しっかりと進んでいくのもこの作品の特徴です。コマ割りも大きめですが、無駄ゴマなく丁寧に描かれているからか、読後の満足度が非常に高いです。
三つ葉先生のこぼれ話もエピソードごとに収録されていて、物語を読むのと同時に先生の思い出話やメッセージも知ることができます。4巻でも、セリフから三つ葉先生の生き方に対するメッセージを読み取ることができます。
渉と魔女さんの幸せな時間も束の間、4巻では物語のクライマックスに向けて、怪しげな雰囲気が漂い始めました。物語は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
4巻には、電子書籍『ベツフラ』2021年5, 19, 21, 23号, 2022年1号に配信された第14.5話〜第18話、そして蛍の番外編が収録されています。
登場人物
渉(2歳の時に魔女さんに拾われて以来、ずっと魔女さんを想い続ける。大学生になり、やっと魔女さんと結ばれる)
魔女さん(100年以上生き続けている魔女。やっと渉の想いを受け入れる)
蛍(黒猫。先代に仕えていた。実は蛍、家族がいた!w)
4巻のあらすじ
大切な魔女さんとずっと一緒に居る。そう強く決意した渉でしたが、自分の思わぬ過去を知ることとなり、その実現は難しくなります。
そんな切ない事実のもと、大学の休みを利用して魔女さんと蛍の元へ向かうのですが、久しぶりに会った魔女さんを目の前にし、想いを止めることはできなかった……。
一緒の「時間」を過ごすことはできないけれど、それでもと想いを伝え、二人は一緒になることを決めます。幸せな時間も束の間、何やら謎の気配が森の中に侵入してきますーーー。
三つ葉優雨先生『僕と魔女についての備忘録』4巻:ネタバレ!?感想・レビュー
このお話、毎巻手に取るごとにページ数は多くないのにしっかりとした満足度が残るのは、的確な時間の切り取り方、メッセージ、世界観など、奥行きのある内容だからだと思います。
表現されている事柄に無駄がありません。三つ葉先生が伝えたいメッセージ、そして物語が、限られたページ数で明確に表現されているからだと思います。
渉の過去

3巻で、想像だにしなかった渉の過去を知ることになります。
そして、その過去のせいで、渉が決意した魔女さんとの永遠の可能性は狭まります。
やはり彼女と一緒の「時間」を過ごすことはできないのだろうか。頭の整理ができていないまま、魔女さんのもとへと向かいます。
大切な、そして最愛の彼女を目の前に、渉は自分の気持ちを抑えることはできなかった。
渉の長年の恋は、叶います。
でもそれは、別れを確定するものでもある。
魔女さんもその事実を知っていますが、それでもお互いの想いを受け入れることにしました。
渉の成長

時は、流れます。
渉は大学を卒業し、高校の教師となって、地元に帰ってきます。
イケメン・渉は、やはり周りの女の子が放っておくはずもなく、女子生徒の一人からストレートに気持ちをぶつけられたりもします。
しかし、渉の心はもう魔女さんのもの。
社会人となった渉は、自分の気持ちを言葉でしっかりと魔女さんに伝えられるように成長したのもみどころです。三つ葉先生は彼の内面の成長を表現したかったのではないかな、と思います。
この作品の1巻から一貫して描かれていたものの一つは、渉の成長なのだけど、彼は決して自分本意ではなく、相手の気持ちを汲み取ろうとするところも魅力です。
それを美化するのは好きじゃない。でも、相手を理解しようとするには、自分も理解しないといけないし、自分を理解してもらわねばならない。その試行錯誤こそが、人間らしい行為かなと思います。
物語の行方

渉と魔女さんの思いが叶い、幸せなのも束の間、物語には得体の知れない影が忍び寄ってきます。ラストへ向けての演出なのでしょうか。
4巻は、どのエピソードも素敵なのですが、物語全体としての流れを考えると、オムニバス的にも感じました。
たとえば、4巻は第14.5話からスタートします。
坊の高校卒業式のお話です。エピソード自体はあったかいお話でとても素敵ですが、3巻の続きエピである第15話への流れを少し隔てる構成です。
また、4巻では渉が高校教師になるので、大学生時代の描写もほとんどありません。
三つ葉先生のコメントを読んでいても思いますが、この作り上げた世界観の中で、先生はまだまだ描きたい(描ける)エピソードがたくさんあるんじゃないかな。そんな気持ちを抑えて全5巻で完結させた潔さにも脱帽です。
そしてもう一つ、4巻の最後は、まさかの!蛍の番外編が収録されております。
蛍には家族がいたんですねぇ w
この物語を通して、先生が伝えかったメッセージも表現されています。
三つ葉先生のあとがきを読んでいると、先生ご自身の中に葛藤のようなものがあったようです。ご自身の漫画家としての存在意義のようなもの。それを乗り越えて、ご自分で「このように生きる」と決意し、それを全うする。
お子さんにも、自分がやりたいこと、できることを見つけて、信じて、前へ進めというメッセージを伝えたかったのではないかな。
漫画の存在は、今も昔も、やはりエンタメという存在。
多くの芸術全般がそうだと思います。
エンタメでフィクションだけれども、それに救われ、学び、まったく違う世界に連れて行ってくれるのも、フィクションの魅惑の力。作品は、残ります。いつか、どこかで、第三者の人生に与える影響力は、計り知れないものだと思います。
さて、物語は次巻の第5巻が最終巻になります。
どんな結末になるのかーーー。
三つ葉優雨先生『僕と魔女についていの備忘録』4巻を今すぐ読む方法
三つ葉優雨先生『僕と魔女についていの備忘録』4巻を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
私がよく利用する電子書籍サイトは「ebook japan」かレンタル本が豊富な「
Renta!レンタ」です。
どちらのサイトでもすぐにサンプルを読むことができます。
ebook Japan:クーポンが魅力です。無料漫画も多々あり。
Renta!レンタ:レンタルやスタンプ機能などがあり。そしてBLCDや、他では扱っていない短編の電子も独占購入が可能。この作品は時々レンタル可能になります。
紙本は楽天を利用しています。電子書籍もありますし、洋書の取り寄せも安心。
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電子書籍も十分作品を楽しめますが、この作品は紙本で手元に置いておきたくなる作品だと思います。
まとめ
今回は、三つ葉優雨先生『僕と魔女についていの備忘録』4巻をご紹介しました。
やっと想いが通じた二人ですが、ラストも近づいてきました。
人生とはなんだろう、そしてどんな人生を生きようか……。
可愛らしいイラストからは想像もつかないくらい、いろんな考えが刺激される、挑発的な作品です。楽しい妄想も楽しめますよ w 未読の方はぜひ、一気読みをオススメします。
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