2021

イイモ

イイモ先生の『悪癖』1巻:冒頭の狂気から巻末恋に落ちるまで

イイモ先生の『悪癖』は、BLなのだけど漫画として完成度の高い盛り上がりを楽しませてくれる秀作。冒頭の狂気から、1巻の巻末ではすでに恋に落ちている二人の親密度の展開が素晴らしい。BLの歴史にしっかりと名前を刻むべき作品です。BLファン必読。
おげれつたなか

おげれつたなか先生『ハッピー・オブ・ジ・エンド 』1巻:どん底の出会い

おげれつたなか先生『ハッピー・オブ・ジ・エンド 』は、1巻では人生のどん底にいる二人の若者の出会いが描かれています。闇の社会で生きるケイト(ハオレン)と、初めて自分の気持ちをさらけ出せた相手にフラれた千紘の二人の物語。この素晴らしい作品、ぜひご紹介したいです。
昼寝シアン

昼寝シアン先生『ヒーリングパラドックス』は執着攻めとポテンシャル受け

昼寝シアン先生『ヒーリングパラドックス』は、長年受けに思いを寄せる執着気味の攻めと、自分のポテンシャルに気付いていない(笑)受けのお話。狂気性のある執着かと思いましたが、意外と大人しかったです。
苑生

苑生先生『兎の森』2巻:二人の情欲がゆっくり解放されていく

苑生先生『兎の森』2巻は、いよいよ二人の情欲がゆっくりと解放されていきます。相変わらずの志井と、環の家庭事情がより詳しくなっていくミステリアスな部分、そしてそれを中和させるかのようなコミカルな描写もあり、物語はより深く森の中へ。
akabeko

akabeko先生の人気問題作『蜜果』1巻を読んでみた

akabeko先生の作品には、味がある。ユニークな絵柄とスタイル。でもその裏側にはしっかりとした心理描写があります。言葉や絵柄だけに惑わされず、じっくりと読むことで、二人の背景からくる心理描写を汲み取っていくのが面白いんです。
一ノ瀬ゆま

一ノ瀬ゆま先生『神様なんか信じない僕らのエデン』は人類初のオメガバース

一ノ瀬ゆま先生『神様なんか信じない僕らのエデン』は人類初のオメガバースという設定のお話です。それ以上に、CPの二人がイケメンすぎて...そしてただただ絡み続けている。自分たちに何が起こっているか分析しようと葛藤しているのだけど...ただ絡み続ける。二人のイケメンが。