非BL

マ行

三つ葉優雨先生『僕と魔女についての備忘録』1巻:刹那に生きる人間の一生

三つ葉優雨先生の『僕と魔女についての備忘録』は、刹那に生きる人間を、恋愛を通して描いた作品です。大好きな魔女さんと同じ「時間」を過ごすことのできない坊・渉。二人の恋愛模様、儚い人間の人生、それでも力強く生きようとする人間の性が描かれております。
木原音瀬

木原音瀬先生『惑星』:ムラという宇宙人の世界

木原音瀬先生の2024年新作、『惑星』を読んでみました。ムラという一人の男性の視点から、物語が語られています。難しい環境で育った彼からみた世界を感覚的に表現された作品です。個人的には、今まで読んだ木原先生の作品の中でも特に表現豊かな作品でした。
草間さかえ

草間さかえ先生『タケヤブヤケタ』:火消したちのロマンと草間ワールド

草間さかえ先生の『タケヤブヤケタ』は、1巻完結の大正時代の消防員たちのお話です。日々の生活の様子、恋模様、火事との戦い、そして過去のトラウマを乗り越える主人公の様子が描かれたヒューマンドラマです。ユーモアと切なさが共存する草間ワールドが楽しめます。
草間さかえ

草間さかえ先生『うつつのほとり』: 自然や人間の普遍性と条理

無垢な子供の敬(たかし)ちゃんの視点で描かれる田舎の山村の不可思議な世界。山の生活ならではの植物、動物、そして習慣、そして容姿に特徴のある弥七に対する村人たちの偏見など、田舎町ならではの人々の暮らしぶりが描かれています。考察の余白ある作品です。
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