青井秋 青井秋先生『百草の裏庭』:自然と生物のつながりとフィリア 青井秋先生の『百草の裏庭』ネタバレ感想レビュー。この作品には哲学があり、自然と生物の本質的な繋がり、フィリアなどが描かれています。生物は自然があっての存在であり、なぜその自然を我々は破壊し続けるのか。お話に散りばめられたメッセージも刺激的です。 2025.06.01 青井秋
SHOOWA SHOOWA先生『ニィーニの森』:目を開け!自我を覚醒させろ! SHOOWA先生の1巻完結もの『ニィーニの森』は、絵本のような物語の中にも、善と悪の断ち切れないサイクルが描かれ、無限ループの中で生きている人間や動物たちを風刺している。生と死、人間と自然、様々なメッセージを含みつつ喜怒哀楽を楽しめる素敵な1冊。 2025.05.29 SHOOWA
腰乃 腰乃先生『鮫島くんと笹原くん』:好きと言われれば、好きになる! 腰乃先生の1巻完結作品『鮫島くんと笹原くん』のネタバレ!?感想レビューです。相変わらずの腰乃節炸裂で、楽しめた作品です。揚々としたキャラと巧みなセリフで魅了。告白し、玉砕されたはずなのに、フった本人は友達ヅラで寄ってくる。好きと言われれば好きになる!? 2025.05.15 腰乃
ハヤカワノジコ ハヤカワノジコ先生『おやすみ深海』:危ない年上、一途な年下 ハヤカワノジコ先生の2025年新作『おやすみ深海』は、過去の恋の傷からなんとか立ち直ってきた男と、そんな男のもとにやってくる一途な年下の男のお話。ノジコ先生のアートセンスも健在で、表紙のイラストから小さなコマの細部まで楽しめます。優しいお話。 2025.04.13 ハヤカワノジコ
青井秋 青井秋先生『緑の風に君をひらく』:物語が紡ぐ自然とのつながりと恋 青井秋先生の『緑の風に君をひらく』は、若い庭師と児童小説家のお話。庭の木々や鳥など自然とつながりを介して、過去の自分や人との新たな交流が描かれています。先生が常に書かれている自然との繋がりはもちろん、恋心もしっかりとある優しい作品。素敵です! 2025.04.06 青井秋
水城せとな 水城せとな先生『俎上の鯉は二度跳ねる』からみる2000年初期の恋愛模様 水城せとな先生の『俎上の鯉は二度跳ねる』は、女性漫画誌に連載された男性同士の恋愛を描いた作品。当時はBLファンにも話題になった作品ですが、せとな先生の描く複雑な恋愛模様と巧みな心理描写、繊細な線画美は、BLというカテゴリーとも違う独特な存在です。 2024.12.12 マ行水城せとな
ハ行 藤河るり先生『ベッドイン・ルール』:エドと史音のセレブリティラブ 藤河るり先生の『ベッドイン・ルール』は、人気ハリウッドスター・エドと日本人インフルエンサー・史音の恋愛模様を描いたラブコメです。ハリウッドを舞台に、エドと史音の豪邸での同居生活がスタート。ファンサもたっぷりのセレブ物語。 2024.11.28 ハ行
中村明日美子 中村明日美子先生『惡い男』:明日美子先生の描く男たちの美の瞬間 中村明日美子先生の2024年短編集『惡い男』感想レビューです。収録されている作品は少し前に描かれたものですが、明日美子先生の唯一無二の世界が楽しめます。先生が描く男たちの美の瞬間。電子には先生のネームも収録されています。 2024.11.18 中村明日美子
三つ葉優雨 三つ葉優雨先生『僕と魔女についての備忘録』1巻:刹那に生きる人間の一生 三つ葉優雨先生の『僕と魔女についての備忘録』1巻のネタバレ感想レビュー。刹那に生きる人間を、恋愛を通して描いた作品。魔女さんと同じ「時間」を過ごすことのできない渉。恋愛模様、儚い人間の人生、それでも力強く生きようとする人間の性が描かれている。 2024.11.03 三つ葉優雨
佐藤アキヒト 佐藤アキヒト先生『ルームメイト』1巻:寄宿学校におけるノアとカイの感情の記録 佐藤アキヒト先生『ルームメイト』1巻の感想レビューです。有名な寄宿学校に通うノアと、そのルームメイト・カイの物語。歴史の長い寄宿学校には、様々な歴史やいざこざ、人間関係が隠れていそうです。そんな中でノアとカイが出会い、二人の関係が近づいていきます。 2024.10.28 佐藤アキヒト
akabeko akabeko先生『蜜果』4巻:レオママ登場!家族との関係性 akabeko先生『蜜果』4巻では、希雄のママ登場!家族との関係性が少しずつ描かれていきます。貴宏はレオママにどう対応するのか。そして、貴宏と母との関係性とは?!少しずつ安定してきたレオと貴宏の関係性を軸に、貴宏のキャラ変とレオの天然が微笑ましい。 2024.10.21 akabeko
水城せとな 水城せとな先生『窮鼠はチーズの夢を見る』からみる2000年初期の恋愛模様 水城せとな先生『窮鼠はチーズの夢を見る』から読み取る2000年代初期の恋愛模様。恋愛に対して常に三思九思させられる水城先生のこの作品は、男性同士の恋愛。レディース雑誌に掲載されたにもかかわらず、BL界隈でも話題となった人気作品です。 2024.10.14 マ行水城せとな
シャングリラの鳥 座裏屋蘭丸先生『シャングリラの鳥』vol.3 ドラマCDを聞いてみた 座裏屋蘭丸先生の『シャングリラの鳥』vol.3 ドラマCDを聞きましたので、ご紹介します。2023年12月にリリースされたドラマCDは、座裏屋先生が創り上げた秀逸な世界観を、中島ヨシキさんと松田健一郎さんのクールな声で盛り上げてくれます。 2024.05.06 シャングリラの鳥座裏屋蘭丸
akabeko akabeko先生『蜜果』3巻:レオのホスト気質に堕ちていく貴宏 akabeko先生『蜜果』3巻を拝読しました。レオのホスト気質に堕ちていく貴宏の目線で語られています。レオの天然にも笑わされてますが、貴宏の萌えポイントも・・・今ひとつわかりません。このチグハグな二人の掛け合いがなんとも愛おしい。w 2024.01.29 akabeko
akabeko akabeko先生の『蜜果』2巻 :衝撃的な貴宏とレオの絡みがベスト akabeko先生の『蜜果』2巻 を読みました。おすすめポイントはいくつかありますが、とにかく巻末の貴宏の「本気」は、BL史上しっかりと残してほしい絡みシーンです。akabeko先生、ありがとうございます。しっかりと脳裏に焼き付けました。 2023.12.25 akabeko
薄井いろは 薄井いろは先生『ハダカより奥深く』はアダルトな1巻完結の癒し本 薄井いろは先生の『ハダカより奥深く』は親密な二人の関係性がただただ描かれた1冊。大きな事件はありませんが、二人の心の距離感が近づいていく感じと作品全体にアダルティな空気感が漂っている、静かなエロスです。 2023.12.10 薄井いろは
絵津鼓 絵津鼓先生『メロンの味』下巻:時間は変化なり 絵津鼓先生『メロンの味』の下巻をご紹介します。心のつながり、時間、何気ない情景の描写・・・。絵津鼓先生の新しい絵柄や感性を楽しめる素晴らしい秀作に仕上がっています。BLの歴史を追う上で必読の作品となっています。 2023.11.30 絵津鼓
絵津鼓 絵津鼓先生『メロンの味』上巻:表現されている「空(くう)」 絵津鼓先生『メロンの味』の上巻を読んで、主人公が感じる闇。私は「空(くう)」ではないかと感じています。心が空になり、何も生み出せなくなる感じ。そんな不安に駆られた主人公のお話です。 2023.11.27 絵津鼓
彩景でりこ 彩景でりこ先生『蟷螂の檻』5巻:ついに完結!典彦と育郎の答え 彩景でりこ先生『蟷螂の檻』最終巻(5巻)。無事に完結しましたので、ご紹介したいと思います。典彦の強烈なまでの執着。それは育郎への執着だけでなく、自分の欲望への執着でもあったか。育郎もしっかり調教されてしまいました。w 二人の出した答えは!? 2023.10.12 彩景でりこ
彩景でりこ 彩景でりこ先生の『蟷螂の檻』4巻を読み終えて 彩景でりこ先生の『蟷螂の檻』4巻を読み終えて、少し感想を交えながらご紹介します。この作品は間違いなくBLの歴史を追う上でも読んでおくべき作品だと思います。人間の情欲、愛情、そして生死との繋がり。哲学さえも考えさせられる作品です。 2023.10.09 彩景でりこ