こんにちは。
今日は、吾瀬わぎもこ先生の『アフターグロウ』(1巻)をご紹介します。
ずっと気になっていたこの作品、やっと読み始めました。
思っていたよりも明るい描き方&ファンサービス多めで、なかなか楽しめました。
作品データ
アフターグロウ (1巻)
吾瀬わぎもこ Wagimoko Wagase
刊行年月:2024年03月20日
出版社:一迅社(gateau comics)
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どんな作品?
吾瀬わぎもこ先生のgateau1作目。
読むべきか何度も脳裏によぎっていた、わぎもこ先生のデビュー作『聞いて、俺の恥ずかしい音』……は結局まだ読んでいないのですが、この作品は特に評判がいいようでしたので、手に取ってみました。
ファンサービスとストーリー展開が交互に描かれています。愛情たっぷり系❤️の作品がお好きなら、一度読まれてみるといいかも。
医者と893のお話。893ものの漫画も好きですが、医者設定のほうが個人的には食指が動きます。
トラウマでメスを握ることができなくなった外科医志望の聖高は、九州の総合内科に異動になり、平和すぎる環境に苦闘しています。そんな聖高の前に現れたいのが「テンジュ」という893。
正反対の生い立ちながらも惹かれ合う二人がドラマチック&えちく描かれています。
リアル系のイラスト(!?)は少し苦手で手に取るまで時間がかかりましたが、読んでみるとコミカルな表現も多々あり、緩急ある描写になっています。
また、イラストそのものはとてもきれいですし、先生が汲み取る表情やアングルも読者のBL心をくすぐります。また、クセのあるBLシーンも満載で、昨今明るくなりすぎたBL業界の中で、久しぶりに迫力あるBLシーンがたっぷりと楽しめます。
物語は1冊でまとまっていますが、シリーズ化されましたため、続きます。医療現場、そして893という互いの立場や環境を背景に、お話も様々な展開が可能なので、このお話は長期シリーズとしてストーリーを展開させていってほしいなと期待しています。
なぜか紙本には初出情報が記載されておりませんでした。記載してほしいです。
カップリング
攻め:天授(九州の港にたまに出没する893)
受け:聖高(外科から内科に左遷。過去のトラウマからメスが握れなくなってしまった)
1巻のあらすじ
外科として出世街道を歩んでいた樋口聖高。しかし、患者の一人を救うことができず、心に傷を負ってしまう。思うように患者の治療ができなくなり、少し休むようにと、九州の総合病院の内科に異動に。
田舎の環境に馴染めず、焼け酒でよっぱらってしまったところ、天授(てんじゅ)という男と出会う。二人は肌を重ねるのだけど、その男はどうやら893でーーー。
吾瀬わぎもこ先生『アフターグロウ』:ネタバレ!?感想・レビュー
すっかり明るくなってしまった昨今のBL業界に、久しぶりにエロスの風を吹かせてくれた作品。
1巻完結としてお話も展開されますが、二人だけの濃厚なベッドシーンが楽しめました。

作品の魅力1:ファンサービス
まぁ冒頭からベッドシーンがあります。
おもしろポイントは、行為そのものというよりも、セリフです。
直接的なテンジュの言葉攻めもありますが、聖高のセリフも詩的(笑!?)で「○道がせつない」など、文学的な表現が!賢いが故のことなのか w
聖高はいわゆる童貞なのだけど、抵抗する間も無くテンジュと肌を重ね、そして惹かれていきます。BLはファンタジーとはいえ、フィクションだからこそリアリティを……と、普段なら言いたくなる私ですが、この作品に関してはそんなことを指摘する暇なく、次々と二人のラブシーンが続いていきます。
ただ、医者としての聖高の過去、そして893であるテンジュの生い立ちなどもしっかりと描かれていて、それは二人の関係が濃くなるにつれて、互いに心を許していくからのこと。
リリース時は続編の有無はまだ決めていなかったのか、少し駆け足ではありますが、1冊で二人の関係、感情の交差は完結します。
しかし、医療、そして893という背景があるので、お話の展開はかなりポテンシャルがありますね。
吾瀬先生は画力のある方なので、ドラマチックな物語の展開があると、様々なシーンが拝見できそうで、絵的にも期待しております。
作品の魅力2:聖高

出世街道まっしぐらのはずだった聖高は、患者の一人を助けることができず、それがトラウマとなってしまいます。それ以来、外科処置が難しくなってしまい、内科に左遷になってしまいます。
心臓外科の専門医を志望していたこともあり、田舎の総合病院、さらには内科ということで、仕事にもなかなか慣れずにお酒に逃げる日々。そんな時にテンジュと出会います。
馴染みのない土地、友人もいない。
聖高はテンジュの生い立ちを知り、テンジュを寂しい人間なのだと思います。
孤独ではなく、寂しい。
でも、聖高よ、君も寂しいのではないか?
だから、テンジュに惹かれるのではないか?
寂しさがあるから、自分の心を開いたのではないか?
さてこの二人、2巻ではどんな関係になっていくのか、今から読むのが楽しみです。

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まとめ
今回は、吾瀬わぎもこ先生の『アフターグロウ』(1巻)をご紹介しました。
BLシーン満載のため、愛情たっぷり系がお好きな方にはオススメです。また、テンジュが九州弁を話すため、方言萌えを楽しめますね。要は、いろんな癖がてんこ盛りの作品です!w
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