こんにちは。
今日は、魅力的なイラストを楽しませてくれるtacocasi先生の『兎太と烏堂』をご紹介します。ユニークな世界観を描くtacocasi先生、今回は「旅」が描かれていてなかなか面白かったです。
作品データ
兎太と烏堂(うだとうどう)
tacocasi(タコカシ)
刊行年月:2026年06月39日
出版社:光文社(BL comics)
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どんな作品?
tacocasi先生の光文社からの作品になります。
こちらのお話は2022年より東京漫画社にて連載開始になりましたが、その後光文社に移籍されたこともあり、2026年に無事連載完結、そしてコミックスリリースへとなりました。
むかしむかしあるところに……と、アジアの異国を舞台に皇子と従者二人の3人旅が繰り広げられます。
クセのある皇子・宇斗(うと)、力だけはあるボディガード・兎太(うだ)、そして文官であり諸事情により皇子の世話役となった烏堂(うどう)という絶妙なキャラの持ち主3人組。
旅の途中で巻き込まれる事件、そしてタイトルにもなっている兎太と烏堂の関係性を楽しく覗くことができます。
tacocasi先生の作品は、BLではあるのだけど、恋愛というよりも、個人的にはイラストの可愛らしさ、そして先生が創造する世界観を楽しむのがベストかと思います。
いつも謎の生き物や小さなキャラたちが登場しますが、今回もそれは健在で、かわいらしかったです。BLファンだけに限らず、ぜひ漫画好きな方にもっともっと広まったらいいなと思います。
この1冊には、東京漫画社『NUUDE』2022年5, 7月、光文社 BL COMICS『Vinyl』2023年11月, 2024年1, 3, 8月、2025年2, 8月、2026年1月に配信された全9話、そして描き下ろしが収録されています。
カップリング
攻め:兎太(うだ:第四皇子の専属護衛。力はあるが、どこか浮世離れしている)
受け:烏堂(うどう:イケメンの文官。世渡りのうまい男だが、ひょんなことから第四皇子の世話役に……)
あらすじ
昔々、ある国で出世街道まっしぐらだった烏堂という文官がいた。宮廷でトップに上り詰めたかと思いきや、ハメられて左遷され、第四皇子である宇斗の世話係に。
仙人になることを夢見る変わり者の宇斗は、護衛である兎太、そして烏堂を引き連れ、あこがれの仙人を訪れる旅にでるのだけどーーー!?
tacocasi先生『兎太と烏堂』:ネタバレ!?感想・レビュー

作品の魅力1:世界観
tacocasi作品の私の楽しみ方は、なんといっても世界観。アジアンファンタジーな世界観が楽しめます。
舞台は昔々の大陸(のようなところ)ですが、独創的な生き物たちが登場することで、オリジナリティのあるファンタジックな世界が楽しめます。
舞台となっている国の第四皇子・宇斗(うと)は14歳になったばかり。庶子という設定でほぼ後継ぎはしない。ということで、フリースタイルな性格 w をしています。
そんな宇斗の護衛が、兎太(うだ)。腕は立つが、無口な性格。どこで生まれたか、髪の色も違う。
そんなちょっぴり浮世離れした二人のもとに、王宮で出世したばかりの烏堂(うどう)が世話役としてやってきます。
ある日、皇子が「仙人」になるために師匠を訪ねる旅に出ると言い出します。
そして三人は、旅へと出発するのですが……。
ドラマチックな展開や大きな事件はありませんが、三人の珍道中を覗くことができて、とても楽しい。旅が好きな人にはさらに楽しめるのではないでしょうか。
旅は、ハプニングがあれば大変だけれども思い出になるし、もし全てが順調だとしても、いい気分転換や思い出になるので、旅をして後悔することは滅多にないのでないでしょうか。そんな旅の楽しみも、物語を通して楽しめました。
登場する町村には特徴的なキャラ・古沈(こちん)や生き物たちも登場し、ファンタジックに物語を盛り上げてくれます。
作品の魅力2:イラスト

tacocasi先生は、もともとイラストを描かれていた方。
今は漫画も描かれていますが、絵の魅力があります。
漫画用にしっかりきっちり描かれるというよりは、どちらかというとスケッチにも近いようなペンタッチでざっくりと描かれているところも多く、それが逆にいい塩梅にメリハリがでていて、癒しとして作品を楽しむことができる理由かもしれません。
旅の途中で立ち寄る町村ではトラブルに巻き込まれることもあり、兎太が大暴れすることもあり、アクションシーンが描かれているのも作品をより興味深くしています。
作品の魅力3:兎太と烏堂

イケメンである烏堂(うどう)は、出世のために必要な情報であれば自分の体を使ってでも欲しいものを手にします。そんな彼と、色恋沙汰にはまったく無関心な(はずの)兎太は、旅を共にすることでゆっくりと距離を縮めていきます。
一応BLにはなっておりますが、この二人の関係性の描き方は、シンプルに、わかりやすく描かれておりました。繊細な心情描写はそれほどないのですが、決してテンプレをなぞるだけのようなそれではなく、会話などで二人の性格やキャラはしっかり表現されています。
物語は烏堂の視点で始まりますが、お話が進むにつれて兎太の視点でも描かれているので、互いの関心が交差していく様子が読み取れます。
作品の魅力4:古沈

古沈(こちん)ーーそれは、宇斗が弟子入りしようとしている仙人の使い。
この古沈が可愛くて可愛くて w
残念ながら物語には少ししか登場しないのですが、アニメイトの限定小冊子ではもう少し古沈たちを楽しむことができました。
気になる方は特典付きをお楽しみください。
tacocasi先生『兎太と烏堂』を今すぐ読む方法
tacocasi先生『兎太と烏堂』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
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まとめ
今回は、tacocasi先生の『兎太と烏堂』をご紹介しました。
2022年の第1話から2026年に完結ということで、物語が無事に完結してよかったです。
まだまだtacocasi先生の描く世界を読んでみたい!これからもtacocasi先生の作品、楽しみです。❤️
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