こんにちは。
今回は、滝端(たきば)先生の2021年作品『ライトオブマイライフ』をご紹介します。
作品データ
ライトオブマイライフ
滝端(たきば)
刊行年月:2021.03.20
出版社:一迅社(gateau comics)
どんな作品?
水壬楓子(みなみふうこ)先生の原案を滝端(たきば)先生が漫画化。1巻完結、ちょ〜っぴりコメディの入ったお話です。滝端先生の迫力ある画力で、最後まで楽しませてくれます。
高校時代の同級生。二人には学生時代に事件が起こります。ヒョンなことからいっしょに住むことになった二人は、事件のその後、二人の関係と心に閉じ込めた感情が、徐々に解かれていきます。
相変わらず夜の描写(街の雰囲気など)の上手な先生で、イラストには迫力があります。また、好みはあるものの、BLシーンも迫力があります。単純にお話を読むのはもちろんのこと、イラストなどの参考にもなると思います。
カップリング
攻め:秋丸修平(あきまる・しゅうへい:祖父の美容室を引き継ぐ)
受け:久瀬深凪(くぜ・みなぎ:頭脳明晰で大学では医学部へ進んだが、なぜかホストになった)
あらすじ
高校の同級生、アキとナギ。
高校時代はサッカーに没頭していたアキは、高校卒業後に美容師となった。祖父の理髪店で勉強も兼ねて働いていたが、祖父が亡くなり、お店を引き継ぐことになる。
頭脳明晰なナギは医学の道にいくべく、大学では医学部へと進学したが、なぜかその道を断ち、人気ホストへとなっていた。
そんなナギが、ある日アキのところへ居候させてくれとやってくる。しかし、この二人にはそれぞれ心の奥に複雑な心境があった。
お互い、過去の出来事に対しての罪悪感があり、お互いの関係がギクシャクしていたのだーーー。
滝端先生『ライトオブマイライフ』のみどころ
作品の魅力1:画力
この作品に限らず、滝端先生の魅力の一つは、なんといっても画力。好みはあるにせよ、先生の作品を手の取ったからには、迫力あるたくましいキャラたちを堪能したいですね。特に攻めはいつもがっつりとした体型で、スピード感もあります。
今回の攻め・アキは、スポーツマン。ほどよい筋肉を期待しちゃいます。また受けも決してフェミニンではなく、可愛らしいキャラの中にも男らしさがしっかりとあるキャラ。そこに、個人的には魅力を感じています。
物語の設定で、ナギはホスト。お仕事シーンはそれほどありませんでしたが、それでも夜のシーン、または雨のシーンなどがあります。滝端先生の薄暗い都会の街並みシーン、すごく魅力的です。
作品の魅力2:3人の同級生
メインのカップルは、アキとナギ。二人とも魅力的なキャラです。
アキは、学生時代、サッカー選手として活躍。大学も推薦入学が決まっていたくらいです。
しかし、事情により、その将来(大学)を断念します。
祖父が理髪店を経営していたこともあり、アルバイトがてら、お店の手伝いや美容師の勉強をして、結果、免許をとることになります。
美容師の資格は、立派な国家資格ですね。
祖父が亡くなったことで、アキは理髪店を引き継ぐのですが、女性客も来ていることから、そこそこお洒落なヘアサロンといった存在でしょうか。
そんなアキは、ずっと罪悪感のようなものを抱えています。
この罪悪感は、自分の夢を諦めたことよりも、「ナギに対する想い」から来ています。ナギへの想いは高校時代から少なからずあったのでしょうが、ナギがホストになることを決めたあたりで、二人の間にさらに「ある出来事」が起こります。そして、その出来事を、アキは長いこと後悔するはめになります……。
後悔したはずなのに、アキとナギが二人が一緒に暮らすようになり、やっぱり同じことを繰り返してしまうアキ。w
アキ、罪悪感はないのか!w 反省の気持ちはいずこへ!?😂
一方、ナギは子供の頃から頭がいい。高校でもそれを発揮していきます。
家族環境にも恵まれており、何不自由なく育ったおぼっちゃま。知識に関する好奇心は旺盛で、小さなことでも自分で試して、何らかの知識を得ようというキャラです。
作中では、勉強以外何もできないようなアホキャラに描かれていますが、知識への探究心にはすごく興味深いです。その好奇心からか、アキを受け入れます。
しかし、高校時代の事変をきっかけに、それ以降、彼の人生が変わっていきます。ナギの心にある罪悪感は、この学生時代以降、ずっと彼に影響を与え続けます。
そして、3人目のクラスメイト、笹良(さらら)の存在。
さららは役者という設定です。アキ、ナギと高校時代からの親友で、こいつがいいやつであり、一番まともです。
二人だけだとありきたりに感じそうな物語なんですが、3人目のさららが投下されていることで、物語のバランスを保っています。
作品の魅力3:濃い絡みシーン
滝端先生の魅力のである画力。そして、それを思う存分発揮しているのが絡みシーン。
先生のどの作品も、迫力ある絡みシーンが魅力なのは認めざるを得ません。これは、自分の癖に合う合わない関係なく、盛り上げ方のスタイルからいって、このシーンがないと、先生の作品が締まらないのです。
がっつりとした絡みを物語のクライマックスに描くことで、一連の葛藤から解放された二人の感情の歓喜がドラマチックに描かれていると思います。
この作品に関しては、感想レビューはこちらです。

滝端先生『ライトオブマイライフ』を今すぐ読む方法
滝端先生『ライトオブマイライフ』を今すぐ読む方法は、電子書籍です。
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まとめ
いかがでしたか。
今回は、滝端(たきば)先生の『ライトオブマイライフ』をご紹介しました。
滝端先生は最近知りまして、絵にすごく魅力を感じている先生の一人です。先生の作品もまだそれほど多くないので、できる限り読んでみようと思っています。この作品に関しては、感想を記しておきたいため、感想は別の記事で書かせていただこうと思います。
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